田舎のバス 後編

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中村メイコ/田舎のバス<VS-3> リストNO.119


F君の家で、そのレコードを見たとき、まず表紙にやられました。
今でいうところの、ありえねえシチュエーションですが、
昔ってこうだったんでしょうかねえ。
まあ当時の小学生にはインパクトありました。
そして、歌もいいのですが、セリフの方を気に入っていたように思います。

その後、F君の家に行く度に聞いていたのですが、
ますます気に入っていく自分に対して、
F君はしだいに飽きていったようです。

またレコードを聞きに行ったある日、
「引越しの準備せにゃあいけんけえ、あのレコードはもう段ボールに入れた」
というのです。
「ふーん、じゃあ引越したらまた聞かせてね」

そう、F君宅は、うちの裏向かい・徒歩7秒程度の空き地に
家を建てることが決まっていたのです。


引越したら、また何回も聞かせにゃあいけん!と
F君が思ったかどうか定かではありませが
数日後、
「ばあちゃんに、あのレコード、Mがすげえ気に入って何回も聞くんじゃあ、
言うたら、ほんならあげんさい(それなら差し上げなさい)言うとったで~」
と言うではありませんか!!

やったー!!
F君の引越しがとても楽しみでした。


しかし・・・・

引越し後、何度もF君に、レコード出してえや~、どこにあるん?と聞くものの、
あのダンボールはまだ出しとらん、どこにあるか分からんなった、
という感じで、なかなか出してくれないのです。

そして・・・・

「レコードあったんじゃが、車のトランクの中に転がっとって、
熱でぐにゃぐにゃになったんじゃあ、ほら~」
と言って、まさにぐにゃぐにゃになったレコードを見せるのです・・・

「じゃあ、表紙だけでもええけえくれえやあ
(表紙だけでも構いません、くださいませ)」
「あれも、ぐしゃぐしゃになったけえ捨てたよ」
「えええーーー、くれるゆうたじゃんか~」」

・・・・・・・

その後のことは、よく覚えていませんが、
中学生になり中古レコード屋に通うようになった際
(といっても2件だけなんですけど)、
歌謡曲のコーナーは必ずチェックしていました。

いつかそのうち見つかるだろう、また聞きたいな、なんて軽く考えていたある日、
80年代終わりか90年初め頃のことです。
とある通販リストを見て驚きました。
なんと、あのレコードが表紙になっていたのです!
げっ、これってレア盤だったのか~
今頃気づいたワタクシ、
そりゃあ、見かけないはずですよねえ。

その後、90年代に別の店の通販リストの表紙でもう1回見たのかな、
結局レコードは3回ぐらいリストで見ただけだったと思います。
SPは見かけることはあるものの表紙が違いますからねぇ。

そして21世紀に入って発行された「プレミア・レコード図鑑」には、しっかり掲載されており、
約30年ぶりにカラーの表紙と出会うことになったのでした。

そしてそして今年のリストにさりげなく掲載されていたのでありました。
プロフィール

thisboy1994


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