黒沢健一、クラブ・クアトロ・ライヴ in 広島

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行ってまいりました、黒沢健一クアトロ・ライヴ。
「TOUR without electricity 2009 ~ピアノとギターと歌の夕べ」

ようこそ広島へ! 何しろここは拓郎・永ちゃん・省吾・民生の十代を育んだエリアですから、それなりにビートルズ的土壌は濃いのです。当地を選んで下さったとは、さすがお目が高い。

世界のナベアツの「3の倍数」(古いなあ~)じゃあないけど、僕の場合「2の倍数」に拘りたい。といっても、はてしなく数を重ねてウケを狙うのではなく、2と4でおしまい。そう、ジョンとポール、そしてビートルズです。シンプルというよりあきれるほど単純。ということで、今回のデュオ・ライヴ、僕的には大満足な企画であります。黒沢さんのライヴはL⇔R(3人だ)で広島に来た時以来だから、12年振り(これも3の倍数だ)ぐらいでしょうか。実際会って話したのは、確か宮治氏と再会したあのブライアン・ウイルソン大阪公演の会場でだったから、もう既に4年(!)前のこと。

レビュー書きながら、ついつい嬉しくなりイントロはしゃいでしまいました。
ここからはちょいマジです。

今回のライヴ、L⇔Rの時のようなバンド・サウンドと違って、楽器はアコースティック・ギターとピアノだけ。遠山裕さんのピアノとの呼吸もバッチリで、さすが年季の入ったミュージシャン同士の安定感と申しましょうか、1曲1曲の仕上がりの熟成度お見事でした。

わたくしヴォーカリストとしての黒沢健一をなめておりました。ジョンとポールもそうですが、メロディー・メーカーとしての素晴らしさが際立ち過ぎて、そのヴォーカルを実際の力量以下に評価していたのではないのかと。新作「Focus」の曲群の素晴らしさは、ビーチ・ボーイズ風に黒沢健一の「トゥデイ」とでもたとえましょうか(1年後の「ペット・サウンズ」に期待したい)。そのメロディー・メーカーとしてのポップな衣を脱ぎ捨て、歌声を前面に出した今回のステージ。年を重ねてヴォーカルそのものもより説得力を増したこともあるのでしょうが、バラードでの力強さはとにかく感動的!L⇔R時代のロックンロールをアコースティック・ギターでかき鳴らしても、そのノリはいい意味での狂気性を失っていない。「君と夏と僕のブルー ジーン」(大好きな「エリノア」のエッセンスを感じてしまう)なんかと比べて好みがイマイチだった「KNOCIN’ON YOUR DOOR」。ギター一本での歌唱を聴いて、この名曲見直しました。言葉を超えたSOMETHINGビンビン伝わって来ましたよ。昔の曲を歌っても、アコースティック・ギターだけ(!)で、これだけ今のロックに消化出来てる。「ミュージシャンとしての現役性」も完璧と感じました。

ライヴ終盤で、珍しい光景に出くわしました。アンコールでビーチ・ボーイズの「神のみぞ知る」を歌いはじめた時、それまでは用意された椅子に座って熱心に手拍子で参戦していたファンが申し合わせたように皆立ち上がり、静かにそのバラードに耳を傾けはじめたのです。その様子を後ろから見ていて、長年のファンとの信頼関係やミュージシャン黒沢健一としての歴史の重みのようなものを感じてしまい、思わずウルっとなってしまいました。

このライヴ、つまらなかったと思った参加者なんて一人もいなかったんじゃないかな。


live without electricity
「Live without electricity」<KZCD-1011>
「神のみぞ知る」も収録されてます。



ライヴ終了後、楽屋を表敬訪問しました。ステージで豹変するミュージシャン黒沢健一と違って、そこには昔と変わらぬままの好青年の笑顔が。黒沢さんに初めて会ったのは、確か東京レコード祭りがあった後楽園ホールの会場で、1990年の夏のことでした。レコードが大好きな少年そのもので(失礼)、「バンドやっているんです」って言ってたのを憶えてます。今は“ビーチ・ボーイズ・フリークの黒沢健一”になってますが、あの頃からいろんな60’sのアーティストを幅広く聴かれてましたね。でも、とにかくビートルズへの拘りは当時から別格でした。今もそうなんでしょうけど。こんな素敵で飽きのこないもの、お互い一生やめられませんね。




jealous guy
楽屋に差し入れした広島名物「やき餅 咲ちゃん」
「ジェラス・ガイ・サキ」と英訳したら、案の定、黒沢さんにウケた。
このタイトルで1曲作って下さい。「やき餅 健ちゃん」でもいいですよ。




go with有名なヤードバーズ「幻の十年」収録の“デュオ・ジャケ”unit 4+2"ユニット・4+2”という2の倍数バンド

*ともにオークション・リストのセット・セール用LPです(宣伝かよ)
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thisboy1994


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 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
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