スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

ビートルズ国内デビュー曲の謎④

fk.jpg
 「ニッポンとビートルズ」開催記念
TOKYO BEATLES' WEEK 2016
2016.06.22(水) - 07.04(月)

ot.jpg
Vol.5「ビートルズと武道館〜熱狂の五日間」
 

 相変わらずビートルズ来日50周年記念イベント盛り上がってますね。「TOKYO BEATLES' WEEK 2016」フェスでも大村さんのトーク急遽決定したみたいです。このフェス盛りだくさんでため息出そうですが、Vol.9を8まで絞って
「EIGHT DAYS TWO WEEKS」
としたらよかったのでは?(余計なお世話)






1968.jpg
バンド仲間とT少年、1965年(「開封 高橋克彦、平凡社」より)

 最初に私が送ったメールに対する「日本でデビュー盤がどちらが先かという問題が解決されていないなんて考えたこともなく~」という高橋さんの言葉が、おそらくビートルズ・ファンも含めた世間一般の考えでしょう。デビュー曲について彼らリアルタイマーに質問した時の反応は、決して即答ではなく、「なんだろう」と一瞬考えて後「プリーズ~」と出てくるパターンがほとんどです。日本でのデビュー曲なんて意識したこともなく、そんなものどうでもいいじゃんという感覚なんでしょうが、「抱きしめたい」という定説デビュー曲が彼らの口からほとんど出て来なかったことは私にとって大きな驚きでした。でも彼らには、“半世紀が経過しているのに未だにデビューが何かハッキリしないという現実“こそが一番のインパクトだったようです。

高橋さんのファースト・インスピレーションはこうです。
「残念ながら当時の私は日記をつけていないので、なんの証拠にもなり得ないのですが、「抱きしめたい」の裏面の「ジスボーイ」を聞いたとき、あまりの緩さ加減に失望し「これまでの曲の中では最低」とがっかりした記憶が鮮明に残っております。もしこれがデビュー盤であるならそういう感想など持たなかったはずで、やはりその前に「プリーズプリーズミー」と「アスクミーホワイ」を聞いていたとしか思われません。 (中略) 「ビートルズがやってくる」でこの曲が大事な場面に使われていたときは自分のビートルズ感の方が間違いだったのでは、とショックを覚えました。」

残念ながら購入日の記録は残されてないようですが、高橋さんが国内デビュー間際に買われたのは確かのようです。2枚目だからこそ「これまでの(4)曲の中では」との印象を持たれたのでしょう。最初に買ってたら「この2曲ではこちらが劣る」になるはずです。

「あやふやながら、レコード店に「プリーズプリーズミー」と「抱きしめたい」の二枚が同時に飾られていた記憶があって、その当時二枚のシングルをほぼ同時期に発売するケースなど皆無だったので「凄い」と思ったことが脳裏に刻まれています。それで二枚を比較して第一弾である「プリーズ」の方をとりあえず買ったような‥‥当時はシングル盤が高かったので高校二年では二枚を同時に買えなかったのかも。」


1or-1041内
「抱きしめたい」<OR-1041>330円盤の内ジャケ広告

「気になって私の持っている「抱きしめたい」のジャケットを確認したら、はっきりとこれが「プリーズプリーズミー」に続く第二弾であると記述されているんですが、これでもなにか疑問があるのでしょうか。それともこの盤のジャケットが希少なのか。」

ビートルズ・コレクターでも何でもない高橋さんのこの発言に、ビートルズ・フリークの人達は「急遽「抱きしめたい」をデビュー盤として発売を差し替えたため印刷変更が間に合わなかった」という“定説”を指摘されるでしょうが、ミステリー作家のこの直観がその後威力を発揮して行くことになります。








ml19643.jpg
「ミューッジック・ライフ」1964年3月号

  ここであらためて大村本を参考にし、デビュー曲に関する過去の発売日データを時系列に並べて整理してみましょう(発売日が明記されてないものは基本的に除外)。

63年12月28日「プリーズ~」2月中旬予定(週刊明星64年1月5日号) 
64年1月20日頃「プリーズ~」2月15日予定(ポップス64年2月号)
64年2月12日 「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日(電波新聞)
64年 2月16日 「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日(日刊スポーツ)
64年 2月16日 「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日予定(サンデー毎日)
64年2月19日 「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日(東京中日新聞)
64年2月20日頃「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日予定(ミュージック・ライフ3月号)
69年11月30日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」3月5日(70年度版東芝総目録)
74年12月1日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」3月5日(香月利一著「ビートルズ事典」)
79年6月10日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」3月5日(香月利一著「ビートルズ・ディスコグラフィー」*以下「香月本」)
81年4月20日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」2月10日(高嶋弘之著「ヒット・チャートの魔術師」*以下「高嶋本」)
86年9月20日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」3月5日(ピーター・インガム著「ザ・ビートルズ日本盤ディスコグラフィ」*以下「インガム本」)
03年8月25日「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」2月10日(恩蔵茂著「ビートルズ日本盤よ、永遠に」
 
上記のリストから、2枚の発売日は

① 「プリーズ~」2月15日
② 「プリーズ~」2月5日・「抱きしめたい」10日
③ 「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」3月5日
④ 「抱きしめたい」2月5日・「プリーズ~」2月10日

の4種類があるのがお分かりでしょう(このリスト眺めているだけで、いろいろと想像力を掻き立てられます)。現在の定説は③の70年度版東芝総目録が基準となり、新定説④は高嶋本が基準となっているのが一目瞭然でしょう。真定説の追及は次回ブログ⑤に続く。


プロフィール

thisboy1994


>>買取のお問い合わせはこちら

●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

【買取専用フリーダイヤル】
0120-50-1041【13時~20時】
0120-0846-45【9時~13時(菅田)】

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。