74 と 36

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オープニングの「キャント・バイ・ミー・ラヴ」。心臓バクっとしました。



行ってまいりました、ポールの武道館コンサート。凄かったですね~。でもストーンズも頑張ってるし、最高齢ロック・ライヴの記録が今後どこまで更新されるのかまだ予測がつかない状況にあります。ポール観てて、今回が最後の来日なんてとても思えない。40代のロック・バンドですら絶対ありえないと考えられていた時代のリアルタイマーとしては、いろんな想いが渦巻いて頭の中でまだ整理出来てない気がします。「スピード・オブ・サウンド」あたりからポールの完璧なフォローを放棄してしまった人間には、それこそ“泣き崩れる”ほどの感動はないものの、ドーナツ盤で「アイム・ダウン」のエンディングのシャウトを聴き直したりすると、半世紀前のポールと今の精力的なポールがすんなりと繋がります。今回ラストに「アイム・ダウン」を歌わなかったのは、今回が最後の武道館と考えてない余裕なのではないかと・・。でも冷静に分析出来るようになるにはもう少し時間が必要ですね。ということで、この話はいずれまた。そんな怪物ポールのほぼ半世紀ぶりの武道館ライヴで「バースデイ」が歌われたことが大きな磁力となったのか、とんでもないことがレコード・バカ人間の私に降りかかりました。 


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先月発売されたシンコー・ムック「ポール・マッカートニー」(増補改訂版)で巻頭追っかけレポートを書いている大村亨さん、九州から駆けつけた「ザ・ビートルズ完全日本盤レコード・ガイド」というブログの主BP_JRGさん(以下Bさん)の3人で武道館打上げの食事をしていた時のことです。「ホワイト・アルバム」のナンバリングの話題になりました。

K      「Bさんのナンバリング研究は凄いですよね。」
Bさん   「それがですね、最近二桁のナンバーのものを手に入れたんですよ。」 
Oさん&K「ええー?!それ凄いじゃないですか!」
K      「二桁なんて見たことないですよ。」
Oさん    「新発見ですね。」
Bさん    「74番なんですが、何となく50番以下はないような気がするんです。」

海外盤については一桁も何度か市場に出て来てますが、日本盤についてはヤフオクでも二桁は例がないようです。多方面からの訊きこみで、「業界関係者でもある高嶋さんがテレビに出た時に所有してたものが60番台だった。」という情報も入手しました。Bさんの直観、さすがです。後日、Bさんから画像が送られて来ました。







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ついに目にした幻の二桁日本盤!





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私が持っている171番。ちょっとした自慢だったのに・・。かすんで見える。

当時高校生だった私が発売直後に買った「ホワイト・アルバム」が17846番。仲井戸麗市氏でさえ30447番と「ルーディーズ・クラブ/ザ・ビートルズ ロックの思春期」(シンコー・ミュージック、1994年)に書いてありました。生粋のリアルタイマーでも、なかなかLPは直ぐには買えなかったのです。私も高校1年生でよく2枚組を買ったもんだと思います。

*シリアル・ナンバーとPMから判断して、69年から70年までのビートルズ現役時代に売れた枚数は5万枚前後と推測される。丸帯が付けられたのはシリアル・ナンバーの11万台まで、東芝音楽工業から東芝EMIに変わったのが15万台と思われ、欧米盤が初期のみ刻印されたのに対し、日本盤では消費税価格のラスト・アナログの時期まで付けられた(46万台)。
(「日本盤60年代ロックLP図鑑」より、協力:B氏)←宣伝









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28日の武道館ライヴの余韻冷めやらぬ5月3日(日曜日)のことでした。九州からゴールデン・ウィークを利用して、車でK夫妻が来店されました。聞くところによると、ご主人(65才)も奥さん(63才)も共に学生の頃からのビートルズ・ファン。奥さんはポール派だったらしく、「ビートルズ聴いてたのはクラスで2~3人」とのリアルタイマー常套句が。一方ご主人は、「クラスでは僕と本間君だけだった。」と証言。(いいね!)
それからしばらくして、「ビートルズ関係」のLP棚を物色中のことでした。Kさんの口からさらっとこんな発言が・・。

Kさん「5年前に盤が1枚だけで中途半端という理由で「ホワイト・アルバム」の36番をそこそこの値段で売っ
    てもらったんですけど、これって珍しいですよね?」
K  「ええーー!! (今何とのたまわれた?) 
    36番ですか!?とんでもないことですよ、それは。」
Kさん「ですよねえ?ああよかった。」

数年前にネットで画像アップして質問出したら、加工した偽物と勘違いされてすっかり意気消沈してしまったKさん。ビートルズ・クラブにも問い合わせたけど、あまり信用してもらえなかったようです。

K   「分かる気がします。ですから、それだけ凄い番号なんですよ。」
Kさん「菅田さんは現物主義でしょうから、今度現物持って来ますよ。」

九州に帰宅されてからすぐに送られて来た画像がこれです。






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こんなことが1週間以内に立て続けに起こるとは。やはりポールの磁力に違いありません。やっぱり武道館に行ってよかった(ちょっとおかしい?)。

近い将来、再度ポール武道館ライヴが実現し、オープニングで「BACK IN THE U.S.S.R.」が歌われた時には、間違いなく一桁の日本盤が発見されることでしょう!(なわけないか)

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thisboy1994


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