ジョン・リーの魂を永遠に

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  大阪のセールより帰宅しました。初日凄い人でした。この会場の雰囲気を一般の人が見たら、いつの時代の話かってことになるでしょう。「検盤コーナー」の席で20代の若者からそれこそ80代手前の白いあごひげ生やしたダンディーなオールド・ファンまでが黙々とコンディションをチェックしている姿をジーっと見ていたら、「レコードは不滅だ!」という想いが込み上げて来てちょっと感動してしまいました。






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♪おいらは宿無し オマエにはあたたかなぬくもりもやれやしない

 会場に着いたのが31日の11時前。

「まだホテルとかとってないんですけど、どこか手頃な宿ありますか?」
「ええ~?!もうどこにもないですよ!この連休は無理です。カプセルとかも満杯ですよ。」(出店者A)

久しぶりの大阪出張セール。軽く考えていたのが甘かった。困った、宿無しとは。“深夜駆け込み一人ラブホ”か“ベンチ宿泊”か・・。そこに救いの声が。
「どこかのカプセルがまだかろうじて空いてたって誰かが言ってましたよ。」(出店者B)

誰よ誰!


そこに救世主登場。エクスタシ~オ、いや間違った「エスタシオレコード」(略して“エステ”、←略してない)の川畑君。君(くん)なんて言ってますけど、彼とは初対面。レコード好きな人とは直ぐに馴染んでしまう悪いクセがあるんです。結局彼とは同じカプセルに潜り込んだ縁で、3日3晩近くの居酒屋&バーで夕食とビール&ワインを共にすることとなってしまいました(読書なんてそっちのけで)。秋の夜長は読書なんて言ってたの、いったい

誰よ誰。






kaijo_20141108115040c0b.jpg johm lee hooker

  セールも中盤に差し掛かった3日目の11月2日。お昼休憩に会場を出て1階に下りると、路上にセールで買ったLPを広げてしゃがんでいる女の子二人を発見。そのうちの一人がジョン・リー・フッカーのLPを買ってるのを見てオジサン思わずウッとなってしまうも、声かけられずその場はスルー。食事を終え30分ぐらいして会場に戻ってみると、何とまだ二人がそのままいるではないですか。つい嬉しくなって、「ジョン・リー・フッカーのレコード買うなんて、いいセンスしてるね。」と声かけてしまいました。

「お店出されてる方ですか?」
「そう」
「どこから来られたんですか?」
「広島」
「かんだベ・イ・コ・ク・テ・ン…、ですか?」
「意味わからないでしょう。」
「・・・・・。今クロマニヨンズの甲本さん達が来てるみたいなんです。」
「ええ、本当?ファンなら会場行ってみたらいいじゃん。」
「でもレコード見られてるのを邪魔したら悪いので・・。」
「ふ~ん、エライね。」





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ここで10年以上前のジスボーイ店内小話をひとつ(事実です)。

生真面目なビジネスマン然としたAさん、シングル盤数枚をチョイスしカウンターに差し出す。
「どこから来られたんですか?」
「東京です。」
「オーティスとかいろいろ音楽も幅があっていいですね。」
「こういったシングルとかは珍しいですよね?」
「オーティスならまだいっぱいありますよ。レコードの対象もロックだけでなく、どんどん広がって行かないとおもしろくないですからね。」(レコード先輩風吹かせる)
「すみません、領収書お願いできますか?」
「宛名はどうしましょう・・」
「OO音楽出版でお願いします。」

Aさんがお店出られてから、ちょっと気になってOO音楽出版を検索してみると「甲本ヒロト」という文字が出てきました。何~んだ、甲本ヒロトだったのか(敬称略)。それから1ヶ月以上経過したある日Aさん再来店。会計終了後に領収書を頼まれた時「甲本さんですよね?」と声をかけると、返ってきた言葉が

「“甲本さん”じゃあないですよ。」

ええ?!何よ、そのトボケ方は。場が気まずくならないようレコード談義に話を切り替え、何とかいい雰囲気で無事お店を後にしていただきました。Aさんがお店を出られてモヤモヤした気持ちのまま、たまたま買取で入手していたブルーハーツのシングルをジーっと見ていてハッと気づきました。

「マーシーだ!」(敬称略)

当時バイト生だったブルーハーツ・フリークの有吉君にこの話をしたところ、

「店長、それはビートルズ・ファンがジョンとポールを間違えるようなものです。」

とたしなめられてしまいました。

その後も何度かお見かけしましたが、棚の下の安いコーナーまでしっかりチェックされる姿勢はレコード大好き人間として非常に好感持てるし、ある意味パンクっぽいと思います。ネットでお金にものいわせば簡単にレア盤も手に入る時代ですから。




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休憩で立ち寄ったお気に入りの「サブウェイ」でちょっぴり読書

 再び二人との会話に。
「矢沢永吉は、オフの時にファンからサインをねだられ「ゴメン、今はプライベートなんで」と断り、それに対し「冷たいなあ、ファンなのに・・」とグズるファンに向かって、「君、今日からファンやめていいから。」ってきっぱりと答えたらしいよ。」
「・・・・。(冷や汗)」
「でも彼らは、レコード探してる時は割とレコード小僧然としてフレンドリーだと思うよ。」
「・・・・。(微笑)」

そうこうしているうちに、予期せぬタイミングで甲本軍団が二階会場から階段で降りてくる。
「・・・・。(緊張)」

彼女達思わずそーっと立ち上がり、遠慮げに、なおかつ勇気を振り絞り、後ろから声かける。
「すみません、写真撮ってもらっていいですか?」
「?? ああ、いいよ。」

そこにカプセル男子登場。

「僕が撮ってあげるよ。」

いろんな角度やメンバー差し替えで、最終的に4枚の「カプセル・ショット」を(何よ、それ)。
メンバーも上機嫌で、二人とハグし合ってた(ステキだ)。


お店に来られたことがあるのは知っていたのですが、甲本さん(敬称付)とはニアミス続きで初対面でした。
別れ際「ジスボーイの菅田です」と挨拶すると(「甲本さんですよね?」は言わない)、
「お店移転されたみたいですね。」(レココレ情報か?)の返事が。
握手して(初対面でもレコード好きな人とは直ぐに馴染んでしまう悪いクセがあるんです)
「お店に寄って下さい。」と声かけたけど、無理かもなあ。










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ハグ後の満足感に満ち溢れたお二人。音楽への熱い思い、友情、いつまでも忘れないでいて下さい。

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先日、帯付300枚入りました。いつか遊びに来て下さい。 
プロフィール

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●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

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