EVERYTIME WE SAY GOODBYE

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閉店間際のジスボーイ(常連客秋本君のfacebookから画像拝借)

  昨日トータル13年半続いた広島店をクローズいたしました。月初にブログで発表してからというものここ1ヶ月は、多くの方からメールやお電話、さらにはお手紙まで頂きました。大変ありがとうございます。本当に淋しくって仕方ないといった無言の表情を浮かべる常連客。来店するなり、「菅田さん!いったい何があったんですか!」と声を張り上げる人。「中古レコード業界に激震が走りますよ。」とオーバーに言う人。「広島市内にジスボーイがあることが誇りだったのに・・。」と残念がる人。でも、やめるわけではないんで・・(広島県内にはありますから)。それらの予期せぬ反応に、逆にこちらが恐縮してしまったり。というか、そこまでの想いを何故普段の売り上げに反映していただけなかったものかと(ジョーダン、ジョーダン、マイケル・ジョーダン)。閉店時間過ぎても常連客3人がなかなかお店を後にしようとしないのが、ちょっとばかし沁みました。










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閉店から30年以上会ってないけどマスター元気かな?

  サラリーマンになり立てだった70年代末、尾道商店街に「アコースティック・ディラン」という小ジャレたカフェがありました。ブルース好きのマスターとは音楽的趣味もよく合い、夫婦を家に招待したことも。マスターの入れるコーヒーは本当に美味く、我が家でコーヒーを出すのは非常に気が引けたのですが、マスターがコーヒーを口にして、「他人に入れてもらうコーヒーは格別なんですよ。」とつぶやいたことが強く印象に残っています。細身で繊細だったマスターはお客に迎合するのが苦手で、端から見ても接客によるストレスがたまに感じられました。それから1年ぐらいが経過したでしょうか。ある日お店に立寄ろうと入り口の前に立つと、ドアにちっちゃなメモが貼ってありました。そこにはボールペンで“Everytime We Say Goodbye”とだけ書かれてあり、とっさにお店を閉めたのだと理解しました。曲名からの引用であるのは何となく分かったのですがその時は歌詞の意味はよく知らず、「別れは辛く淋しいけど、みんないつも“サヨナラ”って言ってるじゃない」ぐらいかなと勝手に想像しました(全然違ってたんですけどね)。その響きが妙にカッコよく、粋なことするなあとすっかり感心してしまいました。それ以来、いつか脱サラしてお店を持ち閉店するような時は、絶対この手を使ってやろうと密かに企んでいました。










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この曲の背景には壮絶なビルの人生が隠されていたようですが・・

  そして迎えた広島店最後の日。私がチョイスしたのは、しっかりとした意志を示すBILL EVANSの“I WILL SAY GOODBYE”。このジャケットをさりげなく入口のウインドウに貼りつけておこうと・・。ところがですねえ、みなさん。最終日なので絶対に遅れてはならぬと慌てて家を出てしまい、せっかく準備していたそのLP忘れて来てしまったんですよ。ガ~ンですよ(自宅から車で1時間15分はかかりますので。←移転理由の一つ)。しゃーないわ。来週引っ越しに出向くときに持参しやしょう。1週間遅れですが、通りすがりのお客さん、見てやって下さいな。「男は黙ってサッポロ・ビール」ならぬ、「男は黙ってさっぽろBILL」とさりげなくいきたかったんですが・・。あ~、ネタの全容すっかり公開してしまった。カッコわる~!


プロフィール

thisboy1994


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●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

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