68才はコレクターの曲がり角?

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大量の再発輸入盤に混じって1枚だけあった帯付レア盤



  先日千葉のSさん(68才)から買取依頼の電話がありました。内容はほとんどがオールディーズ系の輸入LPで、しかもリプロ盤がメインとのこと。「申し訳ないですけど、あまり高額は期待出来ません。他にシングル盤とかないですか?」と尋ねると、「シングルも昔買ったものがあったと思います。出てきたら一緒に送らせていただきます。」との返事。“シングルでも大丈夫ですか?”的な心の声が聞こえた気がしました。






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ごらんの通りの内容で、結果は圧倒的に

1500枚のLP < 300枚のシングル

の買取額となったのは言うまでもありません。











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初入荷となった「敬ちゃんのジングル・ベル」 from HOKAIDO


   先月24日には10年ぶりとなる北海道への出張買取があり、これまた68才のKさん宅に出向きました。さすがに年季の入った団塊世代のコレクターで、入り口にはでっかい鉄人28号のオブジェが待ち構えておりました。レコードの量も半端ではなく、1本しかない夕方6時台の飛行機(千歳→広島)にはとても間に合わないと判断。10年前も買取したレコードだけ見てとんぼがえりで帰った印象があり、今回はせっかくなので2日かけて初日は早目に切り上げることにしました。そう考えると夕方以降も多少時間があることに気づき、急遽浜田君を応援しているお店が北海道にあったことを思い出し、ハマショー(浜松商業高校のことではありません)・ファンのLさんにメールで尋ねると、帯広(帯の大好きな広島県人のことではありません)にある「ブルース・ハープ」というお店を紹介してもらいました。

お昼過ぎから本格的に査定をスタートし、ほぼ全体の買取価格選別が終了した段階で6時近くになったため、初日はここで一旦お開きとすることにしました。それから帯広に向かうべく電車に飛び乗ったのですが、さすがに札幌から帯広までは遠かった。結局3時間近くかかってしまい、お店に着いたのは夜の9時過ぎ。お店の入口には何故か「浜田」の表札が・・(危ない、危ない)。最初僕一人だけだった客もその後次々に来店して、10時台になった頃には会社帰りのサラリーマンとかで平日なのに店内は大賑わい。僕のことを「広島からやって来た。」とママさんが常連さんに紹介するたびに、みんなのテンションが上がる上がる。広島は県外のハマショー・ファンにとっては聖地のようなものとのこと(なるほど)。帯広はまだ不遇時代だった頃から浜田君を応援し続けて来たいわくつきの町のようで、“根強いファン層の厚み”のようなものを感ぜずにはおれませんでした。おかげで楽しい北海道の初夜を無事終えること出来ました。



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ハマショー・ファンのみっちゃん(左)、よっちゃん(右)といっしょに(「ブルース・ハープ」にて)。浜田君が高校生の時に地元RCCテレビの番組に出て、「みっちゃんと彼の友達」というバンド名で「イッツ・オンリー・ラヴ」を歌ったこと(カッコよかった!)を、みっちゃんは知る由もないでしょう。








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チャック・ベリーのデビュー・アルバム「AFTER SCHOOL SESSHON」の雰囲気を漂わせているトニー谷(Kさんから頂いたDVD「青春ジャズ娘」より)


  翌朝は天気もよさそうで、早目に起きて富良野観光でもと考えたが甘かった。最終集計しないといけないレコードの量と残された時間を冷静に考えるととてもそんな余裕はなく、結局札幌に直行で戻るはめになってしまいました。鉄人28号と玄関先で再会し、「青春ジャズ娘」や「まぼろし探偵団」のDVDを見ながら、まずはコンビニ弁当でおやじ二人の昼食会。その後悪戦苦闘して選別集計したレコードの中にはカヴァー・ポップスやオールディーズのめぼしいところがポツリポツリとあり、何とか年末オークション・リストの手助けになる感触を得ることが出来ました。帰り際、「今度は商売抜きで北海道に来て、遊びに寄って下さい。」と声をかけていただきました。こういった音楽ファンとの交流が楽しいのですが、なかなか商売抜きでは気軽に北海道の一人旅が出来ない家庭の事情があるんざんす(by トニー谷)。






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  昨年末の東京での買取でも圧倒的だった“68才”のコレクター。女性のお肌の曲がり角ではないですが、生粋のオールド・コレクターの曲がり角は68才ではないのかと最近よく考えます(何の根拠もないですが)。レココレ8月号(カラー口絵5p「黎明期からビートルズ初期へと至る“東芝帯”の変遷史」書きました)でも特集する「ザ・ビートルズ<JAPAN BOX>」の影響で人気急上昇(?)の半かけ帯。そういえば、5年前に「ミュージック・ライフ」のマガジン・タイムマシーンで堀り当てた I さんのこと思い出しました。電話した初日は「ビートルズのLPは昔買ったものが2枚ほどありますが、盤はボロボロです。帯なんてとっくに捨ててますよ。」と言われてた I さん。翌朝 I さんから携帯に電話が。「出て来ましたよ、帯が2本とも!倉庫の板に画鋲で昔留めたままにしていたのを忘れてました。しっかりしみ油が乗ってますが・・。」

そしてデジカメで撮られた画像がこちら。







ビートルズ帯封

「端っこがくずれ欠け寸前でしょうか。厳しいですねえ。帯のみ2枚併せて3万円がいっぱいいっぱいでしょう。」と査定額提示すると、「とりあえず記念に持っておきましょう。」との結論でした。あれから5年。1さんも今年で68才。久しぶりに声かけてみましょうか。
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thisboy1994


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●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

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