今年の目玉は北海道特産品  ~オークション告知⑧

 *オークション公開予定 12月1日~17日


前回のアップル・シングル四天王に続いて、今日は和ジャズ4枚紹介します。いずれも帯なしで申し訳ありません。


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中村八大/「MEMORIES OF LYLLYAN」<JLP-1015>


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古谷充とザ・フレッシュメン/「ファンキー・ドライブ」<NL-3006>


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秋吉敏子と彼女のインターナショナル・セクステット/「ユナイテッド・ノーションズ」<YS-5003>


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三宅光子,丸山清子/「トウキョウ・キャナリース」<KC-3>
この二人の歌姫輝いてますね。レコード番号、KC3シャイン・バンド、なんつって







 毎夜、3時~4時までの検盤作業続いております。今週から来週にかけてがリスト完成に向けてのピークです。そんな折、買取の電話が入りました。

「ニュー・ミュージック系のLP500枚を一括処分したいんですけど」
「ニュー・ミュージックですか・・。陽水、拓郎とかですか?」
「ええ、そうです。」
「それだけ数があるのなら、ちょっと珍しそうなものないですかね?」
「あがた森魚の自主盤ぐらいですかね」
「あ~、再発のほうですね。」(と、驚きもせず)
「いえ、当時買ったものです」
「本当ですか??」(と半信半疑ならぬ、三信七疑)
訊けば当時中学生で、何かの雑誌の告知で知って購入した、と。
関東方面からの発送とのことでしたが、その1枚に賭けて
「いいですよ、着払いで500枚送って下さい。」
“その1枚が欠けて”ないことを願いつつ。










 届きましたよ、届きました。ダンボール13箱。期待に胸ふくらませ、オークションの作業がピークであることも忘れ、パック開けるは開ける。しかして、バッテン(But And)、その賭けたものがなかなか出て来ない。
三信にかけてパック開けども開けども出てくるは

松田聖子に中森明菜、安全地帯に甲斐バンド ・・・


三信はやがて二信に失墜。


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 未開の3パックを残し二信が一信になり、つまりは八疑は九疑(九偽?九欺?九戯?)になるのでありました。
正に寒気がジワーっと込み上げてきそうになったその時
























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イルカと五輪真弓のLPに挟まれて、正に

 出て来た~!! 

のでありました。








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あがた森魚/「蓄音盤」<MA-100>
この現物の妖艶さは、ただものではない。








 70年制作の100枚プレス。41年前に、この100枚のジャケットは手作業で作られたとのことです。最初は写真の貼りあわせ等スムーズに行かず、徐々に腕をあげるうちに自ずと整然としたものが出来て行ったとのこと。



labek.jpg
「100の79」プレス。「見本盤」のゴム印が意味するところは?

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NO.79だけに、写真4枚の貼り合わせはお見事・・。

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左上のフォトに欠損が少々。そんなの関係ねえ!(ことはないか)


sheet1.jpg sheet2.jpg  
「急告!!芽璃懺堂ニュース」          「ぼく自身のための大広告」


歌詞カードはなかったけど(元から?)、ジャケットに封入されたこのガリ刷り付属品も凄いですね。

「◎さみしくてさみしてくたまらない人◎うれしくてうれしくてたまらない人◎大人になりたくないって泣いてる人◎大きな声で叫びたい衝動にかられている人 ~  全国の少年少女諸君!メル変革へのおはな誌「めるへん」☆71年春創刊予定!を創ろう!!」

と呼びかけています。70年代初期の日本の若者が抱えていた重苦しさが、このガリ刷りにはずっしりと浸み込まれている気がします。










それにしても今日はよく書きました(忙しいのに)。目玉ですからね。しっかりプロモートしました。








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“蓄音盤ふろく”と書かれてる書きもの


 この“ふろく”にはLP制作にさいしての収支報告なども詳細に書かれていますが、「つゆあけのひとことふたこと」と題されたセルフ・ライナーがあまりに素晴らしかったので最後に抜粋して紹介しておきます。




~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
 レコーディングの終了とほぼ時を同じくして長かったつゆも明けた。


(中略)


自分で思うのだからまちがいないけど、このレコードは本当、なんて自己満足の少女趣味の、こわいもの知らずの代物であることか、そして、それでも、やっぱりこのレコードアルバムは何もかもがぼくへの宝物でいっぱいなんだ。


(中略)


このレコードのジャケットに「北海道産」て書いたけど、ほんとはひとりひとりがみんなみんな「特産物」でしょ。一人一人、違う「顔」と「体」と「思想」と「物語」と「のぞみ」をもって生きている。ときには「不安」や「怒り」でいっぱいになる。それでも青春の日々はみんな一人一人決して同じ道をあゆむことなくすぎてゆく。それだけでもどんなにすばらしいことか・・・。


(中略)


僕には、一枚のLPを作ることがどんなに大変なことかということがこれぽっちも判っていない。苦しまぎれに作ったものにしてもひどすぎる・・・。そんな気持ちでいっぱいのいま、曲の解説やレコードを作ってくれたみんなひとりひとりの解説なんかの原稿なんかもあるんだけど、とても空々しいので今はこの言いわけめいた作文だけを、ぼくのはじめてのLPできあがりの所感としてここに記します。

 
                                70年8月4日 ゆうぐれに 
   
                                        あがた もりお                                               
プロフィール

thisboy1994


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●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
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 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

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 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

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