希望と楽観

 今朝の中国新聞に、『盛岡から「復興の狼煙(のろし)」』というタイトルで盛岡在住の作家斎藤純さんが書かれていました。斎藤さんも音楽ファンで、同じ盛岡在住でミコ・フリークの作家高橋克彦さんを囲む「盛岡文士劇」の打ち上げでお会いしたこともあり、こういう投稿を読むにつけ今回の大震災に対して他人事でない感情と危機感を抱いています。母の実家でもある広島県北部の人柄と酷似した純朴さや盛岡の水の美味さ(ミネラル・ウォーターの比ではない)に感動して、「僕の前世は東北だったような気がする」と東北の人に話したこともあります。陸前高田市もかつて買取で出向き、その方と深夜まで音楽を語りあった忘れられない街です。



 ネットで見つけた高橋さんのメッセージにある「でも生きていてよかったと思うようなことが、きっとこの先にあるはずだ。」という言葉は、とてつもなく深い絶望で発したギリギリの励ましの言葉だと思います。今朝もテレビで、「おばあちゃんとは連絡が取れない」と言いながら元気いっぱいボランティア活動している子供達を見かけました。大きな悲しみを背負いながらも精一杯明るくふるまって見せる笑顔(最近は歳とったせいか、こういうのにめっぽう弱い)。ただそういったプリミティヴともいえる子供たちのエネルギーに、「必ず何とかなる」と楽観的な希望を抱いてしまうのも事実です。「楽観」という言葉は不謹慎ととられるかもしれませんが、慎重な現状把握を最低限したうえでの“前向きな意思”と考えています。



 “「レアなレコード」などと騒いでおれるのは平和の象徴”と、なかば文化的バロメーターの一旦を担っているかのように執着してきたこの仕事。ライフ・ラインからは対極にあるような、無用とも思えるレコード産業。でもこの半世紀、音楽(レコード)が日本の多くの人々を励まし、勇気づけ、こころ癒してきたのも事実です。現在、来月出版予定の「日本盤オールディーズ・シングル図鑑」の編集に追い込みをかけています。東京もまだ正常値復帰の目途が立たない状況で無事出版できるのか不安でもあるのですが、何とかシンコーミュージックの編集部と連絡取りながら発売を目指してがんばっています。斎藤さんの記事にも「自分たちにできることを、できることからやろうと思って」という街の人の言葉が引用されていました。支援の思いを忘れないで、今は私に出来ることを精一杯やるだけです。完成の暁には、高橋さんに真っ先に届けようと思っています。今は楽しく読める時期ではないでしょうし、苛立ちすら感じられるかもしれません。ただの気休めだけに終わるかもしれません。でもいつか必ず、喜んでいただける日がやってくると信じています。






ポニイ・テイルズ
このポニイ・テイルズやT・レックスの「ライド・ア・ホワイト・スワン」に出会ったのが、
コレクターではなく一音楽ファン宅であった陸前高田という街に、深い味わいを感じます。
プロフィール

thisboy1994


>>買取のお問い合わせはこちら

●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

【買取専用フリーダイヤル】
0120-50-1041【13時~20時】
0120-0846-45【9時~13時(菅田)】

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示