映画の中のレコード店③

cheap thrill
ビッグ・ブラザー・アンド・ホールディング・カンパニー/
「チープ・スリル」<SONP-50030>
今回のオークション落札額6800円也



 7年前の話ですが、村上龍原作の映画「69~Sixty Nine」の製作スタッフから電話がかかってきたことがありました。

「レコード店で客がジャニス・ジョプリンの『チープ・スリル』を買うシーンを撮りたいので、新品のものが何とか手に入らないでしょうか?」
『チープ・スリル』はソニー盤なので、いわゆるビニール・パックしたままの状態を希望されたと判断しました。
「新品(シールド)の状態のものを探すのは厳しいかもしれませんが、中古の帯付なら何とかなりますよ」
「そうですか・・。ちなみに中古の帯付ならいくらぐらいで買えますか?」
「状態にもよりますが、1万円までで何とかなると思います」
「え?そんなに安いんですか!」

1万円を安いと反応したスタッフの言葉に、“帯付は貴重”という認識が既に定着しつつある時代の流れを感じてしまいました。結局その後電話はかからず、公開された映画では『チープ・スリル』のシーンを観ることは出来ませんでした。ただ単に企画変更したのか、あくまでもシールドの状態に拘わったのか。
(今では、決して後者ではなかったことがハッキリ分かるのですが)




harenchi.jpg
フォーク・クルセダーズ/「ハレンチ」<LM-3163>


 これもちょうど同じ頃のこと。ニッポン放送の井筒監督の番組に出させていただいた時、フォークルの自主制作LP『ハレンチ』がないか訊かれました。何でも映画「パッチギ!」で使う予定があったようです。結局その時も探し出せなくて、やはり映画では『ハレンチ』のシーンを観ることは出来ませんでした。『ハレンチ』の自主制作盤はとにかく縁がなく、20年以上のオークション史でも一度もリストしたことがありません。ヤフオクでは10万円ほどで取引されてるようですが、私の感覚からしたら随分安い気がします。ちょうどその時ストックがあった「イムジン河」のジャケ付シングル(発売中止盤)の話を監督にしたら、「資料として欲しい」と興味を示され、番組のホームページにもジャケット画像が掲載されました。






 昨年の5月、映画製作会社から電話が入りました。
「ノルウェイの森の映画で使用するレコードをお借りしたいのですが・・」
「えっ?「ノルウェイの森」が映画になるんですか。知りませんでした。」
 
プロフィール

thisboy1994


>>買取のお問い合わせはこちら

●店長「菅田」
 1952年広島県安芸津町生まれ。獅子座のAB型。ビートルズをたまにしか聴かないビートルズ・フリーク。
●スタッフ「オイリー」
 A型、初代ミス・ジスボーイ、元ユニコーン(及び新日本プロレス)・ファン
●スタッフ「モンリー」
 A型、元PANTA FC会員(’83~'01)

●スタッフ「スーザン」
 B型、2代目ミス・ジスボーイ、初レコ:中森明菜

●スタッフ「白井」
 O型、趣味:釣り、初CD:フランキー・ヴァリ&フォー・シーズンス

【買取専用フリーダイヤル】
0120-50-1041【13時~20時】
0120-0846-45【9時~13時(菅田)】

カテゴリ
最新記事
月別アーカイブ
検索フォーム
リンク
QRコード
QRコード
RSSリンクの表示