映画の中のレコード店②

tanumas room


 壁面のレコードといえば、このシーンも見逃せません。「ゴー・ゴー若大将」(67年12月公開)でのカットですが、何と壁に発売中止盤と噂されるハーマンズ・ハーミッツの『ダンディ』<OP-8095>(67年4月5日発売?)が飾ってあるではないですか。これには驚きました。田沼の部屋という設定もあり、レコード店と違って壁のLPにはすべて帯がないことに、当時の美術担当のリアルな演出を感じてしまいます(考えすぎか?)。左隣のマッコイズの『マッコイズ!!』<SP-8090>も67年3月新譜発売であることから、東芝がこのLPを提供しロケが行われたのが2~4月頃であったことがうかがえます。と書いたところで気付きました。椅子の後ろにバッキンガムスの『マーシー・マーシー・マーシー』<YS-876>(67年10月)があるではないですか。







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 主演の吉永小百合が広島の楽器店の店員という設定の、「愛と死の記録」(66年9月公開)という映画があります。ちょうど私が中学2年生で既にビートルズにどっぷりとのめり込んでた時期でもあり、汽車通学をしてた呉線の海辺の風景も出てくるということで非常に興味をもってDVDを購入しました。問題のレコード店ですが、あいにくLPが映っているのはこのシーンぐらいでしたが(上の方にちょこっと帯付のものが見えますね)、吉永小百合の顔の左には何とビートルズの「ペイパーバック・ライター」<OR-1529>(66年6月)が飾ってあるではないですか!!わ~、私もちょうどこの頃このシングルを買って、B面の「レイン」でポールがベースを弾きまくっているのにいたく感動していたのです(特に初期のレコードはベースがよく聞こえなかった)。他にもベンチャーズの「夕陽は赤く」、ブルコメの「青い渚」、NHK朝の連続ドラマ「おはなはんのテーマ」などのシングルが確認できます。そして吉永小百合の左手には、何と東芝の内袋が!実に感動的。






rr music 0

さらに感動は続くよ、どこまでも。
中学生と思しき女生徒達がレコード店でシングル盤を買うこのシーン。 

rr music 1

ターンテーブルから取り出した吉永の右手に握った盤に、オデオン・マークが・・。
ひょっとしたらと思って見ていたら、
何とお買い上げのシングルは、

rr music 3

「ロックン・ロール・ミュージック」!!





でもこのシーンでレコードを試聴している時に流れていたのはビートルズではなく、日本の楽団テイストなダンス曲。著作権の関係かとも思いますが、「ビートルズの音を流すのは時代的に問題があったのでは?」と疑ってしまうほどの時代風景ではあります。いつだったかNHKの「アーカイブス」をテレビで見てたら、64年の農村家庭のドキュメント映像が放送されてました。裸電球の下、勤勉・質素な生活ぶりを見ながら思いました。今ここで突如ビートルズの「抱きしめた」が流れたら、やっぱ「不良の音楽」なんだろうなあ、と。


それにしても 吉永小百合とビートルズ

たまらんです。
 
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thisboy1994


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