ビートルズはロングヘアではなかった

ビートルズ少年S君(小6)の影響もあって、最近は中1で開眼した当時の感覚を思い出すことが多く、僕自身が感じている“日本におけるビートルズ解釈の疑問点”などを書いてみたい衝動にかられています。数少なくなってしまった“拘泥リアルタイマー”の一人として。(しぶといよな~)




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「ドゥー・ユー・ウォント・トゥ・ノウ・ア・シークレット」
<OR-1093>400円盤
オークション・リストNO.876



S君に訊いてみました。
「ビートルズって髪長いと思う?」
「いえ、全然」


確かに。現在の感覚からしたら、初期のビートルズの髪は長くありません。
今でいうところの「ロングヘア」では決してない。
ロングヘアってことで言えば、


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バッハも




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ベートーベンも





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モーツァルトだって





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ショパンでさえも

ロングヘアです。

ですから、不良としての直接的なイメージは、ロングヘアではなかったのです。
じゃあ何故当時、大人達はビートルズを「髪が長い」「不潔だ」「不良だ」と言ったのでしょう。


当時のリアルタイマーの感覚からしたら、「髪が長い」はロングヘアではなく、

前髪をたらした(長くした)
額を隠した


ことこそが決定的だったのです。

リアルタイムでの音楽的共感を、よりヒップな革新性(毒性?)で拍車をかけてくれのが、正に「マッシュルーム・カット」だったのではないでしょうか。表向きはスーツを着て上品に見せながらも、その被りものとも言える異様なヘアスタイルが実に反逆的で、新たな価値観に飢えていた若者には何ともカッコよく見えたのです。






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このカットですね
(これはリスト出ません。ビートルズ・コレクターで心臓バクバクした人、失礼しました)



仮にデビュー時に「ロングヘア」で四人が登場していたら、きっと失笑を買い、その音楽的共感も半減してしまったことでしょう。

この“額を隠した”人種(男性)は、民俗史的にも珍しい気がします(詳しくは知りませんが)。それ以前はロックン・ローラーでさえも、リーゼントでしっかり額は出していました。ですからビートルズが革新的だったのはただ単に音楽だけの話ではなく、「額を隠した」ヴィジュアルこそが非常に重要なポイントだったと思うのです。

40年という歴史の経過とともにその感覚を忘れかけ、いわゆる「ビートルズ世代」といわれる人達のほとんどが、今では“不良=ロングヘア”の図式に置き換えている気がします(ビートルズ自身ロングヘアの仲間入りをした時は来日後で、デビュー当初ほど世間の風当たりは強くなかった)。
まあほとんどの「ビートルズ世代」の人が、解散後にビートルズを評価し直しているわけですからね。
無理もありません。









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このドビッシーはちょっと気になるなあ
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thisboy1994


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