全日本レコード&CDサマーカーニバル

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 いよいよ始まります、毎年恒例のサマーカーニバル。今年は金沢・福岡・東京の3ヶ所に参加します。
今週末はさっそく金沢に飛びます。

北陸の皆さん、よろしくお願いします! 


 

2018年度サマーカーニバル日程
6/15(金)~17(日)  
金沢 金沢駅もてなしドーム地下広場                                                
7/6(金)~8(日)    
福岡 (博多)福岡ビル 9F大ホール
7/14(土)~16(月)
東京 (浅草)産業貿易センター 7F
 




(菅田)

重要な未確認レコード ~中編

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ジョンとポールが最初に出会った日のクオリーメン(1957年7月6日)。
このステージでポールが聴いたのがジョンの歌う「カム・ゴー・ウィズ・ミー」。



デル・ヴァイキングスDOT-1012
デル・ヴァイキングス/カム・ゴー・ウィズ・ミー<DOT-1012>
何とこのレコード、ジョンとポールが出会った翌月の8月に日本で発売されているのです。
ジャケ写がB面のタブ・ハンターなのが残念。



デル・ヴァイキングスDOT-1025
第2弾「ウイスパリング・ベル」<DOT-1025>のジャケ写だったら完璧だったのに。







最初にチェックしたのがデル・ヴァイキングスのサード・シングル「クール・シェイク」<MS-27>。初見のジャケットに興奮。このジャケットを目にしたオールディーズ・コレクターっているのでしょうか?国会図書館所蔵レコードのジャケット撮影は、レコード会社の同伴がないと許可されないので今回はパス(「プレミア・レコード図鑑」出版時には東芝EMIの同伴協力がありました)。
大雑把に言うと以下の2枚を足して2で割ったイメージ。
Imagine!


ダイヤモンズMS-29 ミスティックスHM-1058




一言付け加えておくと、興味本位で国会図書館所蔵レコードの現物確認をすることは非常に困難であることを認識しておいていただきたいのです。カード登録時の本人確認も当然のことながら、現物閲覧受付となるとさらに厳しく、閲覧目的も「調査」「研究」といった抽象的な表記ではとても無理で、具体的な出版(改定販)書名等が求められます。申し出却下も少なくないようです。原因は分かりませんが、ビートルズの国内発売日が曖昧なデビューから8枚目までのシングルのうち6枚の所蔵がなかったりします。当時納入されていないはずはないので盗難の可能性も考えられるのです。昔はそのあたりチェックも緩かったのでしょう。ですから今の厳しいチェック体制は当然のことなのです。

そして今回の本命であるキング系のシングル13枚ですが、何とゼムの「ヒア・カムズ・ザ・ナイト」<HIT-479>を除いた12枚のすべてがストックされていたのです。係員が書庫から持ち出してくるまでのこの胸のときめきを、あなたは想像出来るでしょうか?(選曲ミス)
待つこと10分。係員に呼ばれ受付で現物を目にした私は唖然としてしまいました。何とそれらすべてのレコードにジャケットがなかったのです。その黒い盤の塊を見て、ふと20年近く前に書いたコラム「忘れじの人々」の一文を思い出しました。

「他にも、ビートルズの「アイム・ア・ルーザー」<OR-1119>やスモール・フェイセスの「ホワッチャ・ゴナ・ドゥ」<HIT-539>のように未発見ジャケ(盤のみ確認されているもの)の存在は結構あります。」

ということは、20年以上前から既にこれら「60年代ジャケなしキング盤」の存在は一部のコレクターには知られていたのです(「プレミア・レコード図鑑」の悪影響でなかったことに胸をなでおろす)。しかしながら、よりによって12枚すべてにジャケットがなかったとは!図書館の所蔵には当然のことながら見本盤はなく、「火曜日の恋」,<D-1019>のレーベルにはちゃんと「43.2.26」の納入日のシールも貼付されているのです。68年発売の正規盤にジャケットがないわけはなく、一概には言えませんが、一人の不届き者の仕業であることも考えられます。

 





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「ポップス」1967年11月号巻末の洋楽新譜一覧表より

  さっそくその事実をPM発見者である柳生さんに報告すると以下のメールが返って来ました。

「国会図書館での発見、凄かったですね! 
お話に出ていた「火曜日の恋」ですが、POPS 1967年11月号に掲載されていました。(レーベルの「デムラ」はご愛敬?) 
画像添付します。マンスリーの同月号は不掲載でした。他のアイテムも、時間を見て調べてみようと思います。 
ただ、POPS誌はたまたまこの号はありましたが、ほとんど手元にはなく調査対象は月報かマンスリーになります」



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「ポップス」1967年11月号 
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  雑誌「ポップス」の巻末に掲載されている新譜一覧表に載っていたとは・・。いや~、盲点でした。幸い私は30年近くマガジン・タイムマシーンをやり続けている関係もあり、現在では60年代の音楽(ポピュラー)雑誌のほとんどが手元にあります。「60年代ロックLP図鑑」の作成時は、ディスコグラフィーを完成させるために「ポップス」や「マンスリー」を徹底的にチェックした記憶があります。ただ「オールディーズ・シングル図鑑」の時は、対象が54年から64年までとなるためほとんどこれらの媒体を意識していませんでした。ですから今の今まで「火曜日の恋」が「ポップス」に掲載されていたなんて知る由もなかったのです。そして驚くことなかれ、「火曜日の恋」のデータは、その後の調査で「キング年間総目録」はおろか「月報」や「マンスリー」にも掲載されていなかったことが分かりました。「ポップス」の新譜表だけに掲載され国会図書館に“盤だけ”が所蔵されていた、という事実が判明したのです。

重要な未確認レコード ~前編

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 先日オールディーズ・コレクターの買取で埼玉に行ってまいりました。60年代中期からシングル・コレクションを意識されてた方だけに、さすがの内容で唸ってしまいました。日本におけるオールディーズ・ブームの火付け役でもあった神谷さんのお店「バック・トゥー・ザ・ロック」が今年になって閉店したという噂も象徴しているように、レコード・コレクター全般に占めるオールディーズ・コレクターの少なさを実感せざるを得ない昨今ですが、こうしたオールド・コレクターの熱きコレクションを目にすると、自分の中に忘れかけていたかつての興奮が沸々とよみがえって来るのを感じます。






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 買取した日の翌日、「プレミア・レコード図鑑 改定版」に着手し始めたこともあり、以前より気になっていた巻末の“重要な未確認レコード”の実態調査のため国立国会図書館に立ち寄ってみることにしました。図書館に向かう道中、国会議事堂前の歩道で頻繁に見かける警視庁の警備員を横目で見ながら、大量の警備員を動員した半世紀前のビートルズ来日のリアルな興奮に想いを馳せるのでした。到着するやいなや、「設立70周年 ~過去を読み、未来を読む。」の看板が目に入る。そして国会図書館の理念である「真理がわれらを自由にする」の言葉に、日本盤に潜むミステリアスな謎への新たな挑戦意欲をかき立てるのでありました(それしか頭にないレコード・バカ)。

 「オールディーズ・シングル図鑑」編集以来6年振りの訪問で、まずは利用者カードの再登録手続きをしに新館へ。平日の早朝9時だというのに、受付会場は既に黒山の人だかり。学者風の白髪老人からエリート風(に見えた)の学生まで、いったいみんな何を研究しているのだろう。少なくとも、「未確認レコードの調査をしているのは私だけに違いない」という“気高い孤独”を思い知るのでありました。(カッチョいい~!?)








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 ピンカートンズ・カラーズ/魔法の木馬<TOP-1105>
最近買取した激レア盤。30枚近くリストしている重要な洋楽未確認シングル盤には、
ピンカートンズ~のシングルが2枚も含まれています。


 新館1階の「音楽・資料映像室」に入室。前著の仕上げで訪れて総目録や現物をチェックした日々を懐かしく思い出す。レコード関係書籍もかなり揃っていて、その中に拙著「60年代ロックLP図鑑」と「オールディーズ・シングル図鑑」の2冊を見つけ思わず緊張する。「プレミア・レコード図鑑」はある意味‟刺激図書“的判断か、室内には置かれていませんでした(個人的には、ディープな日本盤研究書と自負しているんですが・・)。さっそく端末でレコードのストックをチェック。前著の関連レコード調査の際、重要な未確認レコードの1枚であるジーン・ヴィンセントの「ロック上手なあの娘」<7P-30>の現物ジャケットを見つけ、本当に目がクラクラしてしまったのを今でもはっきりと覚えています。エルヴィスのES裸盤はもとより、エヴァリー・ブラザースの「すべては夢で」<LED-88>、超幻のバディー・ホリー「寂しき涙」<DC-1059>などは当然のことストックはないのですが、意外な激レア盤がさらっと普通にあったりして、「さすが国会図書館!」と思わず唸ってしまうことも多々あります。そして今回度肝を抜かれたのが、前著の調査で漏らしていたデル・ヴァイキングス「クール・シェイク」<MS-27>だけでなく、今回初めて調査したスモール・フェイセス「ホワッチャ・ゴナ・ドゥアバウト・イット」<HIT-539>「シャ・ラ・ラ・ラ・リー」<TOP-1022>の2枚、ピンカートンズ・カラーズ「ミラー・ミラー」<TOP-1023>「愛しつづけて」<TOP-1049>の2枚、ムーディー・ブルース「フライ・ミー・ハイ」<TOP-1173>、デヴィッド・ボウイ「火曜日の恋」<D-1019>、その他ワールド・オブ・オズ、タイム・ボックス、エッグ、ハニーバスといったデラム系の未確認レコードのほとんどの現物ストックがあったのです!





プレスマーク近況報告

ビートルズ!
1階のショーケースに展示していた半かけ帯付「ビートルズ!」<OR-7041>。本日売却成立。

30周年リスト完成後のドタバタですっかり空いてしまったブログですが、やっと再起動するはこびとなりました。で、何を書こうかと考えてみる。そろそろ取り掛かろうかと考えている「洋楽チャート館」の話、先日孫達と観て感動したディズニー映画「リメンバー・ミー」の話、CD化や書籍化に伴う帯付LP画像提供の話、ジスボーイ前史の話、「昭和デビュー盤見聞録」連載の話、ほぼ完成した「21世紀改訂版万級リスト/オールディーズ篇」の話、EP誕生秘話~「ビクターが先か、コロムビアが先か」の話、クレイジー・ビートルズ私論、「ジョンの初期カヴァー曲における化学変化」の話、など実に脈絡もなくいろいろなタイトルが頭をよぎるのですが、それらを一気に実行に移すモードにはもう少し時間が必要なようです。それだけ今回の記念リスト作成は密度の濃い作業でした。30周年事業をほぼ終え、「今年あたり1年リスト休業もいいかな」なんて怠け心もないことはないのですが、さっそく来月にはオールド・コレクターの放出で関東出張の話もあり、やはり邁進してしまうんでしょうねえ、今年も。って気づけはもう4月ですが。






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PM研究も今では90年代まで突入しているようです(「ザ・ビートルズ日本盤完全レコード・ガイド」より)。
90年代は東芝EMIの自社プレスはないので東洋化成プレス盤となりますが、この「4T2」の4は平成4年
を意味するとのこと。勉強になります。私は60年代で止まっていますので。


先月のオークションもれセールで新宿の「ウエアハウス」に出向いた際、店長の戸田さんに北欧のビートルズ・コレクターからプレスマーク照会があったことをお聞きしました。「プレスマーク」が東芝盤のプレス年月(発売時期)を特定するコレクター用語として、既に海外のコレクターまで定着している現実を遅まきながら知った次第です。

「I have questions for some of the records you have for sale.
It’s about the press marks in the run-out space on the vinyl,
which tell the pressing time.(Example B4、G5、L6、not the matrixnumber)
No it’s not easy.I have to use the strongest eyeglass I can find
when reading these press marks.」

「最強の眼鏡で見なければいけない」の一文、よく理解出来ます。戸田さんにプレスマークのことを説明しているのがおかしいですね。

プレスマークの存在を知らしめた柳生レポートが「60年代ロックLP図鑑」で発表されたのが2005年。当初はコレクターも半信半疑で、「東芝EMIの人からそんなものはないと聞きましたよ」などといった根拠のない風評が飛び交ったりしましたが、やはり真実であることの強さですね。レポートには「あくまでも状況証拠によるもので断定する資料はない」と書かれてありましたが、発表後にその例外(例えば64年発売のレコードに4以前の2や3の刻印があるとか・・)が一切見つからないことで、長い年月を経てコレクターや研究者からの確信を得ることが出来たということですね。






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明日開催される「レコード・ストアー・デイ2018」。当店は参加店ではありませんが、広島市内で自社レーベル立ち上げたり細野晴臣LIVEを企画したりして頑張ってる神鳥君のお店「ステレオ・レコーズ」で店内催事開催のはこびとなりました。当日は相当な混雑が予想されると思われますが、機会がありましたら是非!







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坂口恭平と村人たち/「アポロン」<HRLP-121>

坂口君のLPもRECORD STORE DAY限定商品に選ばれてるみたいです。CDではフルで50回以上は繰り返し聴いたであろう愛聴盤ですが(新譜のCDで10回以上も聴き続けるってことも最近では稀ですから)、それに輪をかけて「坂口恭平と村人たち」のライヴは素晴らしかった。昨年フジロックに出演した坂口君。終演後の再会では今年のディラン・フジロック参加の年度ニアミス?をちょっぴり悔しがっていたけど、ライヴでは不思議とディランっぽいフレイバーを感じてしまった。彼のスピリットはいつか世界に届くような気がします(マジで!)。

妄想「究極の昭和デビュー館」

 締め切りまで残すところあと1週間に迫った30周年記念リストですが、いかがでしょうか?「いや~、参りました。」「聞いてた通り、邦楽LPはあまり買いたいものがありませんでした。」「内容濃過ぎて、毎日細かく見ていても飽きません。」コレクター諸氏の反応も様々です。いろんな声を聞きますが、判定は3月4日過ぎに下されます。いずれにせよ、半分近くは(いやもっと?)オークションもれセールに放出となるでしょう。お楽しみに!





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 昨年末アメリカのヴィクター・パーリンから通販リストが届きました。30周年記念リストなんて浮かれていますが、何とヴィクターからのリストは40年以上送られ続けているでしょうか。さすがにここ数年はパスして買っていませんが、R&BやブルースのSPやUS原盤LPなど凝りもせず長年彼から買い続けてきました。あくまでも紙リストを通じてのみの付き合いですが、これまでトラブルが起きたことはありません。自分自身30年間紙リストを作ってきて、改めて海外からリストを(40年間も!)送り続けてきた彼のことを思うとちょっと不思議な気分になります。私が大学生で買い始めた時彼が仮に20代であったとしても今は70代手前、いやひょっとしたら80近い年齢かもしれません。彼が何者かも詳しくは知りませんし、あまり知ろうとも思いません。なんかロマンチックな関係でいたいんです。「音声による言葉」「文字としての言語」「印刷」「インターネット」が人類の4大発明と言われているようですが、インターネットが発明される時代に我々は立ち会えたわけです。ない時代とある時代にまたがって生きてきました。インターネットを除外しても味わえるロマン。そこにちょっぴり拘りたいのです(ということをネットで書いているんですが・・苦笑)。








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Robert Johnson/Kindhearted Woman Blues<Vocalion 03416>

かんだレコード・リストVol3
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 つい先日、これから上映される「さすらいのレコード・コレクター」という映画の存在を知りました。81才のSPレコード・コレクター、ジョー・バザードを追ったドキュメンタリー映画とのことですが、この映画の中で「このレコードは大金を積んでもなかなか買えない」とRobert Johnsonの「Crossroad Blues」を紹介しているんですね。ヴィクター・パーリン以外にも海外からリスト取り寄せて購入したSPがそこそこあって、「かんだレコード・リスト」もその昔は‟アメリカ盤SP“のセクションがあったんです。そしてリストVol.3には何とRobert Johnsonの「Kindhearted Woman」を載せてるんですね。この曲を調べたら、ロバート・ジョンソンのデビュー盤で1937年(昭和12年)の発売とのこと。気づかなかった。昭和デビュー館構想のある私には、このSPはいい目玉になっていたのに・・。残念!主人公のジョー・バザードも絶対ヴィクター・パーリンのことは知ってるでしょうね。







麻丘めぐみ/芽ばえ
「Kindhearted Woman Blues」も好きですが、「芽ばえ」も大好きなんです。

 「昭和デビュー館」と聞いて一般的にイメージされるのは、昭和の歌謡曲やポップスのデビュー曲を集めた記念館でしょう。麻丘めぐみの「芽ばえ」やタイガースの「僕のマリー」等、そこそこヒットしたデビュー盤をよせ集めるのはたやすいことです。それにストックあるドーナツ盤をチェックし、マイナーな演歌歌手やフォーク・シンガーも含めた盤を拾い上げ、さらに洋楽にまでその範疇を広げれば5000枚程度のコレクションは数年で完成するでしょう(枚数には根拠あり)。でも昭和を厳密に定義すれば、1926年から1989年までを指します。‟案外簡単に出来てしまうもの“にはロマンが欠如しています。その反動が昂じて、無謀にもRobert Johnnsonにまで視野を広げる、という妄想を抱いたりしてしまうんですね。








美空ひばり/君はマドロス海つばめ
ひばりの初45回転シングル盤「君はマドロス海つばめ」<SA-23>

 私がこれまでやってきたことを集大成する意味ではやはり日本盤に限定する必要があり、SPを外してドーナツ盤のみに拘るほうがむしろ自然でしょう。そうすると美空ひばりならデビュー盤の「河童ブギウギ」<A-570>(SP)ではなく「君はマドロス海つばめ」<SA-23>、ということになります。ですから私の(ロマンとしての)「昭和デビュー館」の対象は‟各アーティストの日本で初めて発売されたドーナツ盤“であり、厳密な意味でデビューとは言えないものも多く含まれてしまいます。洋楽に関したらむしろ本国のデビュー曲と異なっているものが多いと言えるでしょう。ではいったいそれに何の意味があるのか。確かに昭和30年代以降(厳密には1960年代以降)発売の邦楽に関したら、正真正銘のデビュー曲になるでしょう。ただそうした本来のデビュー盤を認識するという意義だけではなく、私はむしろその背景にある曖昧で混沌とした国内ドーナツ盤事情に光を当てたいのです。国内デビューがハッキリしない四人組のバンドのことや、幻とも言える“まだ見ぬ恋人”たちのことに。



エルヴィス・プレスリーES-5035② 
エルヴィス・プレスリイ/忘れじのひと<ES-5035>(ジャケ未発見)

チャック・ベリイLL-82◎
チャック・ベリイ/スクール・デイ<LL-82>

ボブ・ディラン/ほーむしっく・ぶるーす6
ボブ・ディラン/ホームシック・ブルース<LL-764>      
 
DC5/アイ・ウォーク・ザ・ライン
DC5/アイ・ウォーク・ザ・ライン<SS-3071>

ピンク・フロイド/エミリーはプレイ・ガール   
ピンク・フロイド/エミリーはプレイガール<OR-1785>    

デヴィッド・ボウイ/スペイス・オダティ-SFL-1244
デヴィッド・ボウイ/スペイス・オダティ-<SFL-1244>

かまやつヒロシ/殺し屋のテーマ  
かまやつヒロシ/殺し屋のテーマ<NS-207>                

三島由紀夫/からっ風野郎
三島由紀夫/からっ風野郎<EB-314> 

園まり/鍛冶屋のルンバ 
園まり/鍛冶屋のルンバ<DJ-1232>                

荒井由実/返事はいらない
荒井由実/返事はいらない<LTP-2680>

RCサクセション/宝くじは買わない                 
R.C.サクセション/宝くじは買わない<EP-1216> 

加山雄三/まだ見ぬ恋人
ちなみにこちらはデビューでも幻でもありません。



こんなものを1か所に集めようとしたら気が遠くなりそうです。むしろ「昭和デビュー盤図鑑(1954年~1989年)」出版の方が可能性としてはまだリアリティーあるかも。


30周年記念オークション・リスト完成

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30周年記念特大号「かんだレコード・リストNO.36」のA表紙は「ウガンダ」帯付。
別名「うがんだレコード・リスト」、というシャレが‟うかんだ“。


 本日通販リスト発送しました。いやー、今回は例年に増して長期戦でした。当初予定していた3500枚は時間切れということで、結局2863枚でドクター・ストップ(医者に止められたわけではありませんが)。700枚近くは次回に持ち越しとなりました。申し訳ありません。あまり無理はしないという諦観年齢に達しておりまして、おかげで体調はヘヴィーなハード・ワークのわりにいたって平穏であります。と言っても昨年度の1457枚を考えるとほぼ倍近い枚数で、特にビートルズ関連アイテムは、国内アーティスト編のソノシート等も加えると当初予告していた300枚からさらに加算して400枚越えとなりました。『サージェント・ペパーズ~』が発売された67年当時、発売前の音楽雑誌でリンゴが「次のLPは期待していてネ」と自信満々の笑みを浮かべた写真が掲載されていた記憶があり、その写真を今回のブログで使おうと「ヤング・ミュージック」(有力)や「ミュージック・ライフ」「ティーン・ビート」等いろいろ遡ってチェックしてみたのですが結局見つけることが出来ませんでした。ネット公開は中旬あたりになりそうですが、正にリンゴの心境で、(ちょっぴり弱い邦楽LPを除いて)


今回のリスト期待していてネ!


平成リスト


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「ヤング・ミュージック」1968年10月号裏面広告
このカッコいいポスター、どこかにあるはずなんですが・・
      




謹賀新年

今年もよろしくお願いします。

いよいよ平成が今年度で終わりますね。レコード・オークション通販リストを1988年の夏にスタートしたということで、今年でいよいよ30年目に突入です。我ながらよくやってきたと思います。「30年目」と「平成30年」。ほぼ平成(ヘイセー)と並走(ヘイソー)してきたわけで、平成リストと呼んでもいいでしょう。そして平成リスト最後の年となる今回、偶然か必然か、過去最大の掲載枚数となりそうです。基本的に1年間買取したものを集約しリスト化するという行為を続けて来たわけですが、かつてジスボーイをオープンする前の大昔に東北のラジオ局から1万枚のシングルを買取したことがあり、さすがにその時だけは3回分(昔は年2回リスト)に分けました。新リストNo.36の邦楽シングルでは、それ以来となる二度目の分割処置を施すことになりました。反面、邦楽LPが弱いとかいろいろとあるんですが、何とか「平成リスト」としての有終の美を飾ることが出来そうです。感謝!
(リスト完成2月中旬予定)






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レココレ新年号(中旬発売)広告。ラフ原稿で失礼します。もうひと月のラスト・スパートです。
 

天使の歌声

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KENICHI KUROSAWA/「HEAR ME NOW」<24FL-0220>


 黒沢さんが旅立って1年。素晴らしいアルバムが完成しました。多くの音源が残されていることは噂には聞いていましたが、正直ここまで予想を超えたものに仕上がるなんて・・。残された音源に手を加えたロックン・ロールの名曲には、過去にもバディー・ホリーの「新婚のペギー・スー」や(ビートルズもカヴァーした)「クライング・ウェイティング・ホーピング」等があります。ジョンの「フリー・アズ・ア・バード」や「リアル・ラヴ」もそうですね。でも今回のアルバムはポップ・ソング集でありながらも、いわゆる「売らんかな」的な商業主義のかけらも感じさせません。伝わって来るテイストは、むしろその対極にあるものに私には聴こえます。彼を知る多くの仲間達が‟黒沢さんへの想いだけ“を結束しサポートした、そして黒沢健一のポップス・センスがこれでもかと言わんばかり濃縮された極上の1枚となっています。昨年の暮れ以来、黒沢さんがこれまで残した数多くの作品を聴くにつけ、(ファンの方も何かで書かれてましたが)‟未来に誕生するはずだった多くの名曲が永遠に失われた“思いでいました。でも今回のCDの完成で、正にその「未来の名曲」達が誕生したと言っていいのではないでしょうか。










バディ・ホリイDC-1082★
バディ・ホリイ/新婚のペギー・スー<DC-1082>
このドーナツ盤の存在に興奮していた黒沢さん。25年前の話です。





福岡ディスク・カーニヴァルに参加します

オークション・リスト検盤作業ど真ん中ですが、セールの告知です。
よろしくお願いします。


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新たな60年代音楽大量買取(3000枚越え)
エレキ・インスト!

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(菅田)

レコードは天下の回りもの  ~歌謡ドーナツ盤のディープな世界

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 本日巨大帯付レコード・オブジェが、このような巨大レコード看板に切り替わりました。「60年代音楽専門店」らしいLP看板でしょう?もともとこれで行きたかったんですが、‟ビートルズ来日50周年”と自らの年齢の64才(When I’m Sixty Four)が重なったことで、個人史的記念物として町の活性化も兼ねて急遽変更したわけです。ただビートルズ・バカが作ったオビジェ、じゃなかったオブジェを2階の前に置いているだけなのに、勘違いされた「ビートルズ看板」としてのインパクトが大き過ぎて町内では近づきがたいイメージでとられてしまい、活性化するどころかますます孤立化する始末(笑、ってる場合じゃない)。町内の人の来店は稀なのに、先日も東京からカヴァーポップス・コレクター(ピーナッツ・コレクションはトップ・クラスとみました)と彼のアメリカの友人(歌謡曲ファン?)が来店。それに和モノDJ軍団が加わり、さらにドイツから洋楽ロック・シングル・コレクター(20年来の付き合い)も来店と、内外コレクター入り交じって凄い状況になってしまいました。普段は2階の入口ウインドウから見える農協ビル屋上の旗がなびくのを、コーヒー飲みながらのんびりと眺めるのが至福の時なんですがね。ネット等を通じて外見だけで判断する人や新しいレコード・ファンの中には「ビートルズ専門店」と勘違いする人も・・。実態は60~70年代音楽専門店なのに。ということで、「ステレオ!これがビートルズVOL.1(来日記念盤)」の帯付LPオブジェは、今後は来日滞在した6月29日から7月4日までの限定公開とさせていただきます(って、誰か見に来るのかい?)。








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チョイスした6000枚のシングルがぎっしり詰まったダンボール16箱、無事到着。

 看板変更の予兆をキャッチしたのか、先月埼玉から昭和歌謡の買取依頼の電話が。ちょうど台風が関東を直撃するという天候だったのですが、昭和3~40年代(もろ1960年代!)のレコードの魅力には勝てません。予約していた飛行機をキャンセルし、早朝の新幹線に急遽切り替え埼玉に向かいました。77才の叔父から譲り受けたという1万枚の歌謡曲系ドーナツ盤を2日間に渡って査定。半世紀近く突っ走って来られたコレクター道の成果は、途方もない内容でありました。以下成果のほんの一部を。

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このコレクション群は、現在メインとなっているネット・オークションではなく、都内のハンター等の中古店廻りやフリーマーケット・骨董市等を足しげく通うことのみで築き上げられたものとのこと。しかも20年前に既にそのコレクションは終了していたというから驚きです。収集熱の圧を感じさせる、たとえばこんな塊。

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これらは東京の大手老舗中古屋「ハンター」の値札のかけらとホッチキスがそのまま残っているシングル群(このタイプが100枚以上!)。一般に「ハンター・ダメージ」と呼ばれるジャケットは購入者がホッチキスを外した後の2穴だけが残っているものをさすのですが、そのままの形態はこれまであまり見た記憶がありません。このホッチキスはジャケットと内袋が分離しないようにくっつけたものだと勘違いしていた私は、その昔ホッチキスの代わりに米粒で止めて特徴を出そうかと考えたことがありました(ギャグですよ)。これ以外にもお店の個性が感じられるテープ止めや、クリップ止めがそのまま残っている塊がありました。そんな中、このような塊が・・。

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とっさにビビっときた私は、このジャケットを見て確信しました。この「赤盤」は女房の字だ!
そうなんです。何を隠そう28年前、初めて単独で東京進出した「明治公園フリーマーケット」で売ったレコードだったのです!!おもちゃ鑑定士の北原照久さんの本で、アンティーク屋でブリキのロボットを息子の誕生日祝いに買って帰った外国人の小話を読んだことがあります。「これがパパが子供の時に持ってたのと同じロボットなんだよ。背中にパパのイニシャルを書いてたんだけどね。」と裏返してみると、なんとそこには自分の書いたイニシャルが残っていた、という感動的な話です。何かその話を思い出してしまいました。買取依頼いただいたKさんも、「その頃は盛んにフリーマーケットは回っていましたから、時代的にも一致しますね。」と納得されていました。

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明治公園フリーマーケット会場(1989年11月5日)

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北区在住のコレクター宅にレコード送り、都内でレンタルしたトラックに積み込みそのまま会場で店開き。
いや~、懐かしい!

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「ミュージック・マガジン」1989年10月号の広告

この時の広告に‟雨天中止の場合は、ロック喫茶「TOMMY BOY」(小金井市)にて開催します“って書いてあるんですが、完璧にそのこと忘れていました。当時リスト請求いただいた面識もないマスターに電話でお願いしたのでしょう(厚かましい!)。結局その日は晴天で、それ以後まったく連絡とってませんでしたが、お元気でしょうか?まだ何とか私は中古屋やっております。不安だらけだった初の東京進出を助けていただきました。その節は大変お世話になりました。感謝しています!
(FROM ‟THIS BOY” TO ‟TOMMY BOY”)
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さらに、サイン入りの塊も。

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そして、デビュー盤の塊も。

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査定を続けながら、Kさんとも夜遅くまでいろいろとお話しさせていただきました。Kさんの半世紀近いこれまでの人生も実に興味深く、これはこれでおもろい小説が一本書けそうな内容ではありましたが・・。おしゃべりな私も、さすが深夜2時あたりには言葉数もすっかり減って、両腕両膝の筋肉痛に耐えながら、翌日の昼過ぎに無事何とか査定完了しました。ほぼ歌謡曲シングルの山なのですが、ロック系と比べてディスコグラフィー等データも乏しく、認知度の少ないアイテムも多いジャンルだけに、そのディープさは計り知れません。だからこそ和ジャズ・ブームに続いて和モノ・シングル・ブームが来てるんでしょうね。ほぼ結論が出た後にKさんが一言口にされました。

「今初めて言うんですが、実は菅田さんのブログを隅から隅まで読ませていただいてこの人に買取をお願いしようと決めたんです。」

う~ん。泣けるじゃないですか。それじゃなくても突如涙が出たりするのに(気分高揚しないのに突如涙が出るのは「老化の一種」であることを最近知りました)。


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私、先に看板作って自ずと気分高揚させるタイプなんです。

特にレアなものだけでも優に100枚を超える「デビュー盤」群は、「昭和デビュー館」なる構想を持っている私にとって実に大きな前進でした。モチベーションも格段にアップしました。Kさん、ありがとうございます。Kさんのお気持ちと、叔父さんの半世紀費やした労力は決して無駄にしませんから。

西暦2000年の子供達

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「バカの一つ覚え」という言葉もありますが・・


 毎年10月はオークション・リストの検盤作業に没入する時期です。「一を以て之を貫く」の精神でがんばっております。特に今回は過去最高の枚数になりそうで、その要因のひとつとなっているのがビートルズ関連アイテムの大口買取があったことです。掲載予定は300枚以上。年1回のオークションは、その1年間に買取したものを中心に掲載します。よって60~70年代の国内盤をオール・ジャンルに渡って満遍なくリストすることは結構大変なんです。基本的に同じアイテムを(続けて)掲載しないことを鉄則としているため、価格崩壊が進むレコードでオークションの最低価格をクリアしたものを1000枚以上集めるのは至難の技でもあります。ですからビートルズに限っても、年度によっては30枚以下ってことも少なくありません。ビートルズ専門店でもない当店に(よく誤解されますが)、こんなに集まったのも前代未聞のことであります。検盤作業にかこつけて、久しぶりにビートルズのレコードを聴き込み堪能しております。ああ~、しあわせ!








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『アンソロジー・ボックス』の冒頭で、デレク・テイラーの解説を再確認する。


「20世紀最高のロマンス、いや、あるいは「ただのバンドがとってもとってもビッグになっただけにすぎない」のだろうか?後者は、ビートルズ神話を紛糾しようとするハードボイルドなジョンの解散後の言葉だ。そして前者は、当時をふりかえり懐かしみを込めた私のバラ色に染めた見解である。」


『アンソロジー』が発売された1996年はビートルズ解散から既に四半世紀が経過しており、デレク・テイラーが能天気なロマンス・ガイでないことは、それから20年近く経た現在において彼の見解がより真実味を帯びていることからも明らかです。




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その“ロマンス・ガイ”デレク・テイラーが、ビートルズ4枚目のアルバム『フォー・セール』で初めてライナーを書いていたことはあまり意識していませんでした。『U.K. ORIGINAL ALBUM BOX』に収録された『フォー・セール』<TOJP-7074>にその邦訳を見つけました。


「FOR SALE といっても、彼らが売りに出ているわけじゃない。金銭的な面は何かと取り沙汰されるものだが、この際そんなことは大した問題ではない。とにかくこのアルバムは「買い」だ。

  (中略)

 お金や人気が全てではない。これらの曲ははかり知れない歴史的価値をもつものだ。人は誰しも若かった頃に戻ることはできない。世代がめぐって、子供が葉巻をくわえて土星にピクニックに行くような時代の「放射能チャイルド」みたいなガキが、「ビートルズって一体なに?」などと尋ねた時に、君は本当にビートルズを知っていると言えるだろうか?長髪や絶叫の説明なんかでお茶をにごしてはいけない。そんな時にはこのアルバムの曲をいくつか聴かせてやることだ。そうすればおそらく彼らにもわかるだろう。西暦2000年の子供達も、彼らの曲を聴けば、現在の我々と同じように暖かな、幸福な気分を味わうことだろう。 
(日本語訳:斉藤真紀子)」


“長髪や絶叫の説明なんかでお茶をにごしてはいけない”の一言、しびれます。この日本盤の帯には“英国オリジナル発売1964年12月4日”と書かれています。そして当時デレク・テイラーがロマンとして究極の視野に当てた「西暦2000年」からも既に20年近くが経過しようとしている現在、私も同じように“暖かな幸せな気分を味わって”いるのです。(西暦2017年のしがない高齢者ですが、何か?)


出戻り移転3周年

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限定ということで2階部分に設置していたビートルズの帯付LPオブジェ。
調子乗って1年以上そのままにしていたので「50周年記念オブジェ」の意味がなくなりそうです。
ということで、来月には当初予定していたLP看板に変わります。
(来年からは6月・7月の来日記念月のみ公開の予定)



 早いもんですね。安芸津町にジスボーイが出戻って(と言ってもスタートは東広島市西条町) 、今日で3年が経過しました。歳とるわけです。安芸津町で始めたレコード・オークションも今年度は過去最多掲載のリストとなる予定で、公開はおそらく来年頭になり、いよいよ30年目に突入であります。また本日10月5日はビートルズの本国デビュー55周年記念日でもあり(というか、それに出戻り日を合わせたわけですが)、めでたしめでたし。「カープ優勝したけど、今年はセールやらないのですか?」という問い合わせ電話もありましたが、リーグ優勝ぐらいじゃあねえ・・(おっ、大きく出たぞ)。日本一になったらカウント・ダウン・セールやりましょう。1階のLP5000枚を、営業初日の水曜日から500円均一でスタートし、以後木曜400円、金曜300円、土曜200円、最終日曜100円均一でフィナーレ(シングルは初日から100円)。いかがでしょう?これだったら、日本一になってもならなくても嬉しい(安心)、といった感じでしょ?でも一番怖いのが、「日本一・セール最終日に100円でもほとんど売れなかった」という構図でしょうか・・。





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左端の「B4」確認出来ますか?


 本国デビューから遅れること“およそ”1年と4か月、日本で「抱きしめたい」<OR-1041>が発売されたようです。その後の研究・推測も進んでいるようですが、未だに国内デビュー曲は曖昧なままです。そこにちょっとしたビッグ・ニュース(どっちやねん?)。何とこのテスト盤にプレスマーク(プレスされた年月の刻印)があるものが発見されました。基本的にはPM(プレスマーク)はレギューラ盤にしか刻印されませんが、稀に手違い(?)でサンプル盤に刻印されたものが存在します。今回見つかった現物を、情報をいただいたオールディーズ・コレクターの方から送っていただいたのですが、ごらんのとおりPMは「B4」(64年2月プレス)でした。はっきりと盤の音も確認しましたよ。

(補足註:超幻の「ロング・アンド・ワインディング・ロード」の赤盤を見せてもらったことがあるというビートルズ・ヘヴィー・コレクターの言。「でも、音は聞かせてもらえなかった」)

今回の発見は当然「プリーズ・プリーズ・ミー」を国内デビュー盤と特定出来るものではありませんが、少なくとも「A4」(64年1月プレス)が存在する「プリーズ~」よりは「抱きしめたい」のプレスが後であり、「抱きしめたい」のプレス日はどんなに古くても2月1日以後であることを証明しています。そしてそれは、現在記録として残されている最古のレコード店ストック日(2月14日)と無理なく整合するものであります。プレス担当者のポカ?に拍手!

金沢JAZZ STREET 2017

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「ニュー・ソウル特別ハイライト盤」<LWG-1056~7>
ヤング・ホールト・アンリミテッドの「テーマ曲(ソウルフル・ストラット)」で始まり、
シュープリームスやマービン・ゲイの「ホワッツ・ゴーイン・オン」を収録。
ただしDJは、Shogo Hamada ではなく Peter Perkins


 「The Moonlight Cats Radio Show」売れてるみたいですね。2年前の前作「Journey of a Song writer 〜 旅するソングラター」も史上初の六十代で2週連続アルバム⾸位を獲得したことが話題になりましたが、今回の初登場1位・2位独占もデビュー以来初とのことで評判を呼んでいます。64年の全米チャートでビートルズが1位から5位を独占したという記録がありますが、今回はたまたま「Vol.1」「Vol.2」を同時発売したのがチャートに上がっただけのことで、当然本人もそれを狙ったわけでも何でもないでしょう。そんなことより個人的に感慨深いのが、“英語で歌った”洋楽カバー・アルバムがオリコン・チャート1位になったということです。そんな例って他にあるんでしょうか?(竹内まりやの「Longtime Favorites」もその類でしょうし、スーパーフライ、小柳ゆきにも洋楽カバーの1位アルバムはあるようですが、いづれもそれらは一部日本語カバーやオリジナル曲を含んでいます。)そこにこそ、私は「史上初」(?)としての価値を見出したいのです。別に1位になることがエラいわけではないし、ミュージシャンとしての価値がそれだけで測れるものではないでしょう。でも単純に考えて、洋楽カバーだけで1位を獲るということは凄いことだと思うのです。60年代や70年代の洋楽に触発されてスタートした日本のミュージシャンは少なくありません。でもそうした音楽のカバー集は、ヘタをすると趣味的で安易なリスペクト・ソング集に陥りかねません(決してそうしたものを否定するわけではありませんが・・)。今回の結果は、この時期に及んであえてカバー・アルバムを出した浜田省吾の洋楽への敬愛の深さと、デビュー以来ブレないスタンスや想像を絶するライヴ活動の継続によって獲得したファンの信望の厚さとが作り上げた、ある種の「天恵」とさえ私には思えるのです。







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  いやはや、凝りませんね。もうライヴの日まで浜田君のことを語ることはないと思ってたんですが・・。レコード・ファンのウザそうな表情が何となく頭に浮かんできましたので、さあ、宣伝!宣伝!本日の前夜祭をスタートに、明日から18日までの3日間、金沢は「金沢JAZZ STREET 2017」の開催でジャズの町と化します。3日間で予想される集客は10万人。何とこのイベント、今年で9年目を迎えるとのことですが、今回の初企画での依頼があるまで知りませんでした(井の中の蛙ですね)。イベント会場は20ケ所もあるのですが、今回当店が参加するのは金沢アートグミで開催される「ジャズレコード・カバーアート展」です。内容は“金沢工業大学PMCをはじめ、店舗やアーティスト、コレクターにご協力頂き、壁一面にレコードジャケットがディスプレイされます。迫力満点。開催時にはDJによるプレイも必聴”というもので、協力店舗として海外盤をDisk Unionさんが、和ジャズ盤を当店が担当させていただくことになりました。「和ジャズ・ディスク・ガイド」(塙耕記+尾川雄介著、リットー・ミュージック)という名著を出されている塙さん率いるDisk Unionさんを差し置いて和ジャズのディスプレイを担当することは実におこがましいのですが、この本もしっかり参考にさせていただきセレクトしました。塙さんとは以前お酒を交わした面識もありますが、声識?しかない尾川さんには今回のセレクトに関して意見をお聞きしました。“ええっ、そんなものを送って大丈夫なんですか?”的な気遣いも感じましたが、さすがの見識。非常に参考になりました。ありがとうございました!


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「和ジャズ・ディスク・ガイド」(塙耕記+尾川雄介著、リットー・ミュージック)



以下、セレクトのほんの一部ですが列挙させていただきます。

サード/ハレ・クリシュナ 


石川晶/アフリカン・ロック

山下洋輔トリオ/イントロデューシング・タケオ・オリヤマ

菊地雅章/ダンシング・ミスト

村岡健,植松孝夫/ライド・アンド・タイ

弘田三枝子/スタンダードを唄う

アストラッド・ジルベルト/ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム

中村照夫グループ/ユニコーン

渡辺香津美/インフィニット

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富樫雅彦/ Masahiko Togashi

美空ひばり/ひばりとシャープ  

お近くの和ジャズ・レコードファンの皆さま、是非とも会場に足を延ばしていただければと思います。
半分近くは年末のオークションに出ますので、コレクターの方はチェックよろしくお願いします。
(本当に現物送ってしまったんです)

ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドからJ.S. INSPIRATIONSへ

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1000枚のうち4分の3は、1階の300円コーナー直行の内容でしたが・・。


  忙しいっス。先月の70年代洋楽シングル1200枚に続いて、先日は四国にあった某デンキ店レコード部の60年代デッドストック・シングル1000枚を買取。「金沢ジャズ・ストリート2017」のレコード・ジャケット・アート展用の和ジャズLPも、かろうじてリミットぎりぎりの昨日発送しました。詳細については後日改めて報告させていただきます。









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SHOGO HAMADA & THE J.S. INSPIRATIONS/「The Moonlight Cats Radio Show」


 先週発売された「The Moonlight Cats Radio Show」の2枚のミニ・アルバム、毎日聴いております。

「浜田君が凄いバンドを作った!」

というのが率直な感想です。これは何を隠そう、高校2年生だった1969年11月4日の三津田高校体育館でロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの演奏を初めて見た時に感じたのとほぼ同じ感覚なんです(“記録”があるんですね。ただ一人と思われる「ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド研究家」ですから(笑))。荒木一郎のファースト・アルバムの魅力を再確認した時のように、ひょっとしたら秋のライヴ観戦日まで毎日聴き続けられるかもしれません。いや~、素晴らしい。





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VOL.1

 ジャケットもそうですが、DJ仕立てにした気取らなさ、「バンド・メンバーと楽しんじゃいました」的なお遊び感覚。でもでも、なぜか極上なんですよ、テイストが。R&Bインストの導入曲も絶妙なセレクトで、いやがうえにも気分を盛り上げてくれる。キーボードの音色に各楽器が絡まり、自然に60年代の桃源郷になだれ込む。「My Cherie Amour」でとろけさせ、「Mercy、Mercy、Mercy」でジャパニーズ(・ブルーアイド?)・ソウルを見せつける。「This Boy」が浜田君のリード・ボーカルでないことを事前に知ってしまった私は、次の「You’ve Really Got a Hold on Me」に賭けていました。ミラクルズなんかじゃない。浜田君にとってこの曲は、絶対にビートルズなんだ!と。ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドのビートルズ・カヴァーは「ミズリー」他全部で14曲あるんですが、この曲は歌ってません。でも歌声は想像できるんですね。「オー・ダーリン」を歌うのを聴いた時に感じたちょっとした違和感は、きっとこの曲にはないはずです。だってジョンのボーカル曲ですから(R&Bカヴァー・アルバムなら、是非とも「アンナ」を浜田君に歌って欲しかった。←コラコラまた始まったぞ)。でも聴いてみたら違ってました。粘っこいというか、明らかにリズム・テンポがミラクルズ寄りで、これはこれでいい感じ。でもファルセットではちょっぴりジョンが顔を出します。六十代になってから年に一二度、何の昂(たかぶ)りもないのに突如涙が出ることがあるのですが、次の「Will You Still Love Me Tomorrow」の歌声を聴いて、何故か不覚にも涙してしまいました(決して“泣いた”のではありません。娘っ子の歌声で泣いてしまうような野暮な野郎ではござりませぬ)。この曲を歌う中島さんだけでなく竹内さんも含め、J.S. INSPIRATIONSの二人の歌姫は、予想以上の洋楽カヴァー・ボーカリストでした。「What’s Going on」は語り継がれるべき名唱ですね。何も言うことありません。CDに記録された私にとっての浜田省吾洋楽カヴァーの最高峰は圧倒的に「Be My Baby」だったのですが、超えました。


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VOL.2

 2曲目の「My Girl」は意外や意外、これが当たりでした。期待していたボーカルに何故か一番近い感じ。高校時代の歌声をちょっぴり想い出しました(本音を言えば、「Girl」だったらなおよかった。まだ言ってる)。4曲目の長田さん歌う「Crazy Love」も大当たり。ギタリストって渋いボーカルをきかせる人多いんですが、スパイダースのアルバム『スパイダース69』における井上堯之ボーカル曲「エニータイム・アット・オール」の佇まいを連想してしまいました。そして「This Boy」。かつてFMラジオのインタビューで、「タイムマシーンで行くとしたらいつの時代に行ってみたいか?」の質問に、浜田君は「過去のことはだいたい分かるので、未来に行ってみたいですね。」と答えていました。それとは対照的に、十代に聴き込んだ音楽を宝物のように慈しんでいる発言も何かの本で読んだ記憶があります。アーティスト浜田省吾にとって、郷愁的な音楽は安易に記録として残すべきものではないのかもしれません。展開部のサビは町支さんが歌っていますが(歌上手すぎ)、その後に転調して演奏されるジョージ・マーティン楽団風の間奏が絶妙で、この曲が使われた映画のシーンと同じくこれはこれで“郷愁的”ですらあります。最後のコーラスでは、ハッキリと48年ぶりの浜田君の歌声が聞こえました。2枚セットの最後は、フィナーレにふさわしいゴージャスナな「Ain’t No Mountain High Enough」で完結します。お見事!!







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 10代の浜田君を振り返ってみると、何より洋楽のヘヴィー・リスナーだった気がします。まず、そこなんです。そこからすべてがスタートしているんです。その入れ込み方が普通じゃあなかった。そしてそのまま自然とバンド活動へと流れていくことになるんです。でも当時の若者、特に浜田君のようなナイーヴな十代にとって、時代そのものは非常に不安に満ちていました。バンド活動している時以外の浜田君の笑顔って、あまり記憶にありません。アルバム『Save Oue Ship』の冒頭に「青空」って曲がありますが、高校時代の浜田君のイメージは、私にとっては正にあの世界です。でも浜田省吾には、十代の瑞々しい感性で洋楽を聴き込むことで得た「音楽に潜む普遍性」への想いがその背景に流れている気がします。だからこそ、未だにファンを魅了してやまないのだ、と思っています。60年代の洋楽ファンがそうだったように、言葉が直接届かなくても、メロディアスかつグルーヴィーな楽曲と歌声だけで多くのメッセージを受け取ることが出来るはずです。



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RCCテレビのアマチュア・バンド番組で、
「イッツ・オンリー・ラヴ」をハモる17才の浜田君と岡田さん(「浜田省吾事典」より)


 どうです皆さん、お分かりになったでしょ?洋楽を歌う浜田省吾のカッコよさが。高校時代はフォーク・ロックでしたが今回はR&B。でもロンリー・ハーツ・クラブ・バンドには岡田さんという歌姫もいたし、彼女が歌うメリー・ホプキンの「グッドバイ」では、リーダーだった福田君が間奏でトランペットを吹いたりしたんですよね。そう考えると、洋楽カヴァー・バンドとしてのJ.S. INSPIRATIONSは、ロンリー・ハーツ・クラブ・バンドの“実に偉大なる”進化形ではないのかとさえ私には思えても来るのです。
私はこのアルバムを15年、いや40年待ちました。浜田君、ありがとう!




買取、そしてチョイスとセレクト

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「介護保険被保険者証」届く。誰のかと思えば私のだった。WHEN I’M SIXTY FIVE!
これでリラックスした安心の老後が“保証”された。







ダンボール
このダンボール(約120枚)が10箱分の計算になります。

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  つい先日、70年代をメインとした洋楽シングル1200枚を買取しました。安芸津町に出戻り移転して以降にたまに来店される、ボーカル・ジャズ・歌謡曲を中心とした県外のオールド・レコードファンがいらっしゃいます。今年になってトレードで入手されたという大量のシングルを車で持ち込まれ、「お金はいりませんので、その分今回の買取額だけお店の商品を買わせていただきます。」とのことでした。枚数が枚数だけに短時間ではとても査定額は出ず(全部目を通しますから)、時間も余裕がないということでその日は30枚ほどお店のLPをお買い上げいただきそのまま帰られました。翌日私が提示した買取額に驚かれ、「そんなになるんですか!? とてもそんなに買えませんので」と、結局送金させていただくことになった次第であります。




あまり見ないかなというものを中心に、お遊びで「おもしろイラスト・ジャケ」を10枚ほどチョイスしてみました(決してプレミア盤というわけではありません)。

まずは不思議ジャケ2枚

パーコレイター
ホット・バター/パーコレイター<JET-2188>


ドラマティックス
ドラマティックス/ヘイ・ユー<DW-1074>



続いて邦題おもしろジャケ4枚

サザーランド
サザーランド・ブラザースとクイヴァー/愛さずにいられたら(YOU GOT ME ANYWAY)
「愛さずにいられない」のひねり邦題?



ドンナ・サマー
ドンナ・サマー/恐怖の脅迫電話(THE HOSTAGE


センチュリー・オーケストラ
センチュリー・オーケストラ/キング・コングがディスコにやって来た!(KING KONG IS BACK AGAIN


ファイヴマン・エレクトリック・バンド
ファイヴ・マン・エレクトリカル・バンド/ビリーは狼少年(WEREWOLF)


最後にカラフル・インパクト・ジャケ4枚を

リトル・ビーバー
リトル・ビーバー/パーティ・ダウン<SS-2420>


ストリークス
ストリークス/気まぐれストリーキング<HIT-2139>


バブルロック
バブルロック/びんた一発<TOP-1938>


ホットショッツ
ホットショッツ/スヌーピーの赤男爵をぶっとばせ<SFL-1812>



目の保養になられましたでしょうか?











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  映画「ノルウェイの森とリラックス・スペース「EIGHT」に続いて、久しぶりにレコード・セレクトのお仕事二つ入りました。来月金沢で3日間開催される「KANAZAWA JAZZ STREET 2017」における「ジャズレコード・カバーアート展」の和ジャズLPセレクトと、東京のデザイン・ディスプレイ会社からの依頼による(要は親しい知人が勤務してるんですね)、モノトーン・ジャケット・セレクションです。モノトーン・ジャケ40枚をセレクトし、8枚ほどをデザイナーさんに選んでいただきました。神戸の大型店内にあるペットショップにレイアウトされるそうです。

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ペットショップのBGMにこの2枚はいかかですか?

64才の浜田省吾が歌う?「This Boy」

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メロディー・ラインがポエジー?なオザケン。
ラストの「いちょう並木のセレナーデ」→「ぼくらが旅にでる理由」の流れが、
別れと旅立ちをイメージし何とも切ない。
(いい歳して、断捨離で感傷的になってる。くそ暑いのに・・)




 先日の日曜日、お店で久しぶりに「サンデー・ソングブック」を聞いてたら、達郎さんが「もうギターは買いません。断捨離してますから。」と発言してました。ちょうどアナログ貴重盤をアップするのにネタを探していて店頭に適当なものがないことに気づき、“レコードの断捨離”で自らのコレクションも見直してみようということを思いつきました(年末のオークション用に検盤しないといけないLPは20箱近くもあるというのに)。個人的には大したものはあまり持ち合わせていないのですが、(本命の60年代物はとりあえず後回しにして)80年代以降発売の人気盤をチェックしてみることに。「好きだけど、まあいいか」というノリで数枚をピック・アップし、何とか規定枚数に間に合わせることが出来ました。毎年8月のアップで最後となるアナログ貴重盤。今月末の最終回では、オークション予定のものにも幾らか手をつけなければいけなくなりそうです。










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 同じく日曜の朝、浜田君のニュー・アルバムが洋楽カヴァーの2枚組となることが発表されました。2ヶ月ほど前にファンの人からその噂を初めて耳にした時は、「うそでしょう!」とお好み焼き屋でおしぼりを思わず投げたほどでした(何だ、その歓喜の表現は)。洋楽ポップス少年だった10代の浜田君のことはこのブログでも何度も書いてきたし、15年近く前に「浜田省吾エッセイ・スクエア」というメール・マガジンに投稿した時にも、“浜田省吾に期待すること”として「マキシでもいいから洋楽カヴァー・アルバムを出して欲しい」と書きました。そしてついに!その念願が叶ったというわけです。
以下が収録された12曲のラインナップです。

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この曲群を見る限り、高校時代にバンドやソロで歌っていたロック系のものはほとんどありません。今回のカヴァーは、R&B系を中心とした選曲となっています。スティーヴィー・ワンダーの「My Cherie Amou」も収録されていますが、高校時代にバンドで歌っていたのはロック・テイストのものが主で、「A Place In The Sun」もスティーヴィーのカヴァーではなくヤング・ラスカルズ・ヴァージョンでした。それで気づいたのですが、浜田君が今回やりたかったのは10代に感性を培ってくれた洋楽ポップスへのオマージュだけでなく、10代に大好きだったR&Bを大人になった今の新しい解釈で歌ってみたかったのではないでしょうか?確かに浜田君の好みは、R&B的な曲も意外と多かったような気がしてきました。そう考えれば、バッキンガムズの「Mercy、Mercy、Mercy」だってソウルフルだし(これはギターの町支寛二のリード・ボーカルとの噂あり)、バッキンガムズであれば浜田君が歌うのなら「Don’t You Care」なんかもいいでしょう。R&B系に拘るならファウンデイションズの「恋の乾草」やビーチ・ボーイズの「ダーリン」も是非歌ってほしい!(こらこら、君はただの同級生でしょ?)。





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 高校時代にバンドで歌っていた唯一の曲が、ビートルズの「This Boy(こいつ)」です。「ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド」として文化祭で歌ったのを今でもはっきりと覚えているのですが、当然ジョン役の浜田君は展開部の CRY~~~♪ の部分をしっかりと歌い切りました。何歌ってもジョンの曲は完璧に聞こえました(ポールの曲で浜田君が歌ったのは「オー・ダーリン」1曲だけだったと記憶します)。ですからこの曲が、今回のアルバムの中で唯一“郷愁的な”ものに想えてくるのです。16才で歌った「This Boy」を、64才になった浜田君がどう歌うのか。48年ぶりの歌声、実に楽しみでワクワクします。でも出来はどうであれ、213曲もあるビートルズの1曲に「This Boy」をチョイスしたセンスが、とにかく、とにかく嬉しいのです。

全日本レコード・CDサマーカーニバル浅草

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 盛況だった金沢に続いて、15日よりスタートする夏の浅草セール。みなさん、こちらも是非お越しください。50年代~70年代音源中心の安価新品CDからレアものレコードまで、いろいろ取り揃えてお待ちしております。金沢のセールは初めてでしたが、多ジャンルに渡って万遍なく売れてゆく、実に気持ちのいい市場でありました。会場で流すレコードもちょっぴりセレクトさせてもらったのですが、チョイスしたのは当店の商品からチャック・ベリー、コニー・スティーヴンス、キンクス、ビル・ディールとザ・ロンデルスetcと、やっぱ60年代バカですよね~。チャック・ベリーは売れてしまいましたが、その他はそのまま浅草に引き継ぎますので(売れてないじゃん)、こちらもよろしくです。


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新品CDは500円~1200円で、メインは800円商品の山。(残念ながら?)サンプル盤はありません。









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 先月はマガシン・タイムマシーンによる帯のみの買取もありました。これこそがリアルタイマーの威力です。なお浅草のセールでは、「ポップス」や「ミュージック・ライフ」他、60~70年代のマガジン、パンフなど紙ものも多数持参します。その筋に興味あるお方の参加も期待しております。ただし帯のみの販売はありません。あしからず。







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朝の連ドラ「ひよっこ」でビートルズ来日が採り上げられていますね。NHKならではの貴重な当時の映像も流されますが、ドラマでは制約があるのか、ビートルズそのものの音源は聞こえてきません。最後にいきなり「ミスター・ムーンライト」が流れてくる演出だったりして・・。いづれにせよ、NHKテレビでビートルズ来日を絡めたいい話が日本の朝食卓を賑やかすなんて、半世紀の歳月を実感せずにはおれません。


(菅田)




全日本レコード・CDサマーカーニバル金沢

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 今月からスタートするサマーカーニバル。今年は北陸金沢に初出店します。老舗のレコード・ジャングルさんやフラミンゴ・レコーズさんをはじめ、北陸地方にはそれなりに中古レコード店も多く、毎年開かれる北陸音盤祭も既に20年以上の歴史を誇っています。北陸からはこれまで何度かレア盤が出土している印象がありますが、レコード文化高揚の中枢を担うこうした中古レコード店の陰なる力も大きいと言えるでしょう。ビートルズ・コレクターにとっての黎明期におけるバイブルともいえる「THE BEATLES 日本盤 DISCOGRAPHY」(ピーター・インガム著、シンコー・ミュージック)も金沢発の書籍でした。20万枚以上のレコード資料を誇る金沢工業大学レコード・ライブラリーも凄そうですね。

さて今回は国内盤中心にしっかり6台分(通常4台)持参します。近県のレコード・ファンの方も併せてご参加下さい。よろしくお願いします!




(菅田)



ビートルズ関連国内盤1000枚買取

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と書くと結構インパクトありますね。海外盤はD店に売却されたそうで、ビートルズ・コレクションとしての全容は分かりませんが、少なくとも国内盤に関してはレア度重視ではなくアイテム重視の内容でした。ビートルズ・コレクターとして、ある程度の購入金額の上限ラインを設定されていたのかもしれません。LPに関しても60年代のものは基本的に帯付のものは少なく、失礼ながら決してS級のコレクターというわけではありませんでしたが、とにかく発売されたビートルズ関連レコードの全貌収集に向けられた執念と言いましょうか、特に70年代以降発売のものは圧巻で、ちょっぴり感動してしました。感謝してます!





(菅田)

ブラウン管の記憶

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「ビートルズと日本 ブラウン管の記録」(大村亨著、シンコーミュージック)


 出ました!大村本、第2弾。今回はビートルズ現役時代に日本で放映された“関連テレビ番組”にスポットを当て、新聞・週刊誌等から抽出したものをリスト化し(これだけで充分意義あり)、それらの番組に関して書籍・雑誌や当時番組を見た人の証言等で肉付けしたものです。ビートルズ関連テレビ番組に特化した書籍は、本国はもとより、おそらく世界的に見ても例がないのではないでしょうか。各記事に補足される大村さんのコメントやコラムは、後追い世代としての冷静沈着さを基本キープしつつも、その背景にたまにビートルズ愛が見え隠れするところに好感が持てます。半世紀も前に、遠く離れたアジアの孤島に届いた英国マジカル・ミステリー・ミュージック。今や“世界遺産”とまで呼ばれる境地に到達したポール・マッカートニーの出発点となったバンド。その魅力をキャッチした一部の若者と当時の社会通念との隔絶。時代に葬り去られた真実を掘り起こすことへのあくなき探求心とビートルズ愛。根底にそれがなければ、ある意味こんな前代未聞の書籍が出来るわけがありません。

 英本国のビートルズ情報は基本的なアーカイブ化が進んでいて、そこからいろんなネタを切り取り整理し分析した書物が多数存在します。一方日本との関わりに焦点を当てたものは、香月利一氏の「ビートルズ事典」(74年)以来、長年頓挫したままであったような気がするのです。異国のバンドであるだけに材料が乏しく、日本史として膨らませるべくミクロ的とも言える当時の記事に着眼したわけです。昨年センセーションを巻き起こした“熱狂の記録”と今回出版された“ブラウン管の記録”の2冊(「赤本」「青本」との呼称も既に出ているようですが)により、ビートルズ日本史としての基礎固めが大きく膨らみ、ほぼその完成をみたといっても過言ではないでしょう。






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刊行記念トーク・ショー(日本の将来を牽引するビートルズ研究家、藤本・大村の両氏)


 ビートルズ日本史と一口に言っても、「ビートルズと日本」が対象にしているのは、あくまでビートルズの現役時代における日本史です。アジアでほぼ唯一のコンサートが開かれたことが何より大きく、それに対する社会的反応がかなりのウエイトを占めています。藤本さんとの刊行記念トークショーでも、「メディアの報道として、ビートルズ関係の記事は66年の5月〜7月初旬の間に集中しているということ。その3ヵ月間で、僕が調べた63年から70年までの全体の量の約1/3を占めているんです。」と語られており、来日公演がきっかけとなって広がった関連記事や公演がもたらしたその後の影響力の大きさを考えると、来日がなかったら本書のヴォリュームは半減していた気がします。






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大村崑氏所有と同型の家庭用ビデオ・コーダー
鳥塚しげき氏も家庭用レコーダーで来日映像を記録したという噂がある。



 今回の“ブラウン管の記録”で興味深かったのが、前作“熱狂の記録”の出版がきっかけとなって新たな記録が導き出されたという事実です。60年代におけるテレビ番組の映像はテレビ局でもほとんど消去されており、前作を踏み台として情報が入って来た大村崑、岩堀敬両氏の家庭用ビデオ・レコーダーや8ミリ・フィルムによるテロップ入りの「日本公演」や「エド・サリバン・ショー」の映像記録発掘は、本書の一大スクープとなっています。本書がリアルタイマーの個人的記憶(きおく)を喚起し、それによって今後さらなる記録(きろく)が表面化して来ることを願うばかりです。







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「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」収録の『ワイルド・ワンズの世界』<CPC-8007>


 今回改めて確認したのが、当時放映されたビートルズ関連番組の多さです(500番組以上!)。一方、個人的な記憶として残っているのは以下の3番組のみ。
① 64年上期    NHK「海外ニュース」(or 南海放送「国際ニュース」)                   
② 66年7月 1日 南海放送「ザ・ビートルズ日本公演」
③ 67年6月26日 NHK「われらの世界」  

それ以外ほぼ記憶がありません。民放が南海放送1社のみだったとはいえ、あまりに情けない地方ファンの悲しさよ。「エド・サリバン・ショー」もまだビートルズに開眼する以前のことで(南海放送で放映したかどうかも不明ですが)、チョコレートのCMも言われてみたらそんなのがあったようななかったような・・。「ハロー・グッドバイ」や「ヘイ・ジュード」の映像は当時確かに見ましたが、それが「スター千一夜」や「ヤング720」だった確信が持てない。とにかく曖昧な記憶は断固排除するという、プチ研究者としてのプライドがあるのです(笑)。老化による記憶消失もあるかもしれません(笑えない)。当然「シャボン玉ホリデー」「ザ・ヒット・パレード」「歌のグランド・ショー」「夢であいましょう」「ホイ・ホイ・ミュージック・スクール」「アベック歌合戦」「ミュージック・フェア」「小川宏ショー」「スター千一夜」「ヤング720」「ステージ101」といったバラエティ番組は見ていましたが、ビートルズ関連の回は見落としているようです。私がはっきり記憶しているのは、ワイルド・ワンズが「バック・イン・ザ・U.S.S.R.」とホリーズの「恋のカルーセル」を歌っていた番組です。番組名は覚えていないのですが、巻末の「出演+関連」放映リストには掲載ありませんでした。当然新聞のテレビ欄に出演者の演奏曲目が全曲掲載されているわけではありませんからね。日本語カヴァーでは、谷啓が「カム・トゥゲザー」を“いっしょに来い~♪”と歌ってるのを見た記憶があります。ワイルド・ワンズは間違いなく60年代末ですが、谷啓は71~2年のことかもしれません。


 リアルタイマーの常套句に「ビートルズはテレビで見ることなかったから、ラジオのポップス番組をチェックし、ひたすらレコードに没頭した。」というものがあります。いくら関連番組がメインとはいえ、ここまでリスト化したものを見せられると、正直リアルタイマーとしてのプライドのようなものが若干萎えてしまいます。あの時代、たまたま見てたテレビから「ビートルズ」という言葉が聞こえてきたら、間違いなく心臓バクっとしないわけないのですから、おそらく番組見落としているのでしょうね。まあテレビ番組と縁がなかった分、あくまでも本命としてのレコードは間違いなく擦り切れるほど聴き込んだわけで、それでこそあの乏しい環境でしか得られないものが体験出来たと思っています。音楽としての矢の刺さり方がとてつもなく深かったわけですから(負け惜しみ?)。






おしどり
美空ひばり 他/『おしどり・イン・ザ・ナイト』<JPS-5092>
「オール・マイ・ラヴィング」他ビートルズ・カヴァー4曲収録あるも、
ひばりのカヴァーはなし。残念。



リスト見て、是非映像観てみたいと思ったものを列挙してみます。

64年 4月24日 東京ビートルズ/抱きしめたい(木島則夫モーニング・ショー)
   5月19日 スリー・ファンキーズ/抱きしめたい(ザ・ヒット・パレード)
   6月30日 麻生京子/シー・ラヴズ・ユー(ザ・ヒット・パレード)
   7月26日 尾藤イサオ/ツイスト・アンド・シャウト(歌のグランド・ショー)
  11月10日 水原弘/愛なき世界(ザ・ヒット・パレード)
  11月28日 坂本九/キャント・バイ・ミー・ラヴ(踊るウィークエンド)
65年 2月13日 キューピッツ/家に帰れば(ホイ・ホイ・ミュージック・スクール)
   3月 9日 槙みちる/アイ・フィール・ファイン(ザ・ヒット・パレード)
   3月30日 いしだあゆみ/ロックンロール・ミュージック(ザ・ヒット・パレード)
   5月 5日 加山雄三/抱きしめたい(スターの広場)
   12月16日 バークラー/ノー・リプライ(ビッグ・ヒット・ショー)
66年 6月19日 スパイダース/ミッシェル(スパイダース・ショー)
   6月27日 フランス・ギャル/ ? (11PM/ビートルズ作戦)
   8月 7日 フォーメイツ/ガール(シャボン玉ホリデー)
  12月 2日 東京ビートルズ/ロール・オーバー・ベートーベン(ヤング720)
  12月 9日 青江三奈/カンサス・シティ(歌うバラエティ)
67年 5月 2日 弘田三枝子/ペニーレイン(ヒット・キット・ショー) 
68年 7月15日 美空ひばり/オール・マイ・ラヴィン(美空ひばりショー)







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「ミッシェル」を熱唱するフランス・ギャル!?

 私が自慢といえるほどの記録は持ち合わせていないのですが、以前「シャボン玉ホリデー」にもよく出られていたフォーメイツの河原さんからいただいた60年代の写真があります。これは当時カメラマンから譲り受けたもののようですが、河原さんからは「シャボン玉ホリデー」に出た時の写真かもしれないと聞いていました。調べたところ「シャボン玉ホリデー」には出演した記録がなく、本書で66年6月27日に「11PM」の“ビートルズ作戦”にボブ・マグラスと共に出演していたことを知った次第です。大村さんからの情報によれば、当時フランス・ギャルは日本テレビ「ジャニーズ・セブン・ショー」にも出演していたようで、この写真が“ビートルズ作戦”の時のものとは断定出来ませんが、夢は持ちたいものです。

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デヴィッド・マッカラム来日時のフォト(マッカラムの真上が河原さん)








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60年代中期の米屋
この2階の部屋で来日公演予告を見ました。
 


本書の「関連番組」P327に私の記憶が書かれてあります。
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当時『ザ・ビートルズ日本公演』の予告を見たという証言がある。はっきりした日付は不明だが、日中に放映されたもので画面は静止画。『ミュージック・ライフ』掲載のレコード会社の新譜広告のような構図で、BGMは「ミッシェル」ほか数曲がメドレーで流れていたようである。
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この記憶は、同じく“熱狂の記録”P29でコメントされた「初めてビートルズを見た日本人」に関するラジオ番組の記憶とほぼ同レベルの確かなもので、ラジオ番組の記憶が正しかったことは前書出版後に片岡義男氏本人の証言で証明されました。当時南海放送の予告を8ミリ・フィルムで撮影された方の映像、WANTED!


 まあいづれにせよ2冊の「ビートルズと日本」が出版されたことは万々歳。めでたし、めでたし。“ビートルズ愛に根差した”なんて60代のオヤジが口にする賞賛が胡散臭ければ、(本人は照れて嫌がるかもしれませんが)最後に大村さんにこの言葉を贈りましょう。


着眼点のセンスはタモリ的であり 実行力のパワーはポール的である


PS
祈出演「タモリ倶楽部/ビートルズと日本記事」
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thisboy1994


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